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コロナ需要でペット飼育するも捨てられる。インコの飼育放棄問題

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コロナウイルス対策によって家にいる時間が増えたことで、ペットを飼う人が急増しました。

いわゆる「ペットのコロナ需要」です

しかし、家にいる時間の暇つぶしなど、安直な気持ちでペットを飼う人が後を絶たず、放棄へとつながっています。

今回はコロナ需要によるインコの飼育放棄問題について考えて行きます。

コロナで増えるお家時間を埋めるためにペットを飼う

インコになついてもらうためにやるべきこと。見落としがちな3つ!

新型コロナウイルスの巣ごもり需要で、室内で飼える小型犬や猫、そしてインコを飼う人が増えました。

その売り上げは平年の2倍以上とも言われています。

家で家族でペットとの思い出を作りたい。

その気持ちは素晴らしいですが、ペットとの暮らしは一過性ではありません。

ペットの飼育を始めたら、終生面倒をみる義務が生じます。

インコの場合、セキセイインコでも15年、大型鳥だと50年以上にもなります。

決して「家にいる時間を埋めたいから」という安易な理由で飼育すべきではないのです。

インコの飼育放棄が急増

「家にいる時間をもてあましてインコを飼ったけど、世話が大変」
「ずっと家にいるから鳴き声がうるさい」

このような勝手な理由で、インコの飼育放棄が後を絶ちません。

犬や猫と違ってインコは「外に放す」ことで放棄するという人が多く、野に放されたインコの大半は自分で生きていくことができずに死んでいきます。

生き残って野良化した場合、生態系を崩す原因となり、最悪の場合「駆除」の対象となってしまうことがあります。

このように、人に捨てられたインコはほぼ生きていくことができず、生態系を破壊する原因にもなってしまう可能性があります。

今一度、インコを飼育する前に「一生を面倒みられるのか」「インコの飼育のデメリット、大変さをよく理解したか」
「飼育に関して家族全員の同意を得ているか」などを良く考えてみてください。

まとめ

コロナ渦で需要が高まるペットたち。

その裏でかわいそうな末路を迎えるペットたちが急増しています。

ペットを飼うことは、家族が増えるという事です。

安易なお迎え、飼育は絶対にあってはなりません。

コロナ渦が落ち着くまで、ペットたちの受難は続くでしょう。

それを防ぐのは私たち人間ひとりひとりのモラルにかかっているのです。

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