インコやオウムには多くの種類があり、価格も2000円くらいから数百万する超高額な鳥もいます。
今回は超高額なインコやオウムたちをランキング形式で5種類紹介していきます。
1位:スミレコンゴウインコ(ヒヤシンスマコウ)
400万円~900万円
別名「ヒヤシンスマコウ」「ヒヤシンスコンゴウ」と言われるコバルトブルーの身体に目とクチバシに黄色のワンポイントが入った、全長約90~100cmの大型オウムです。
主食はヤシの実などで、大きなクチバシで簡単に殻を割って食べます。
絶滅の恐れが懸念され、人工繁殖の確立が早急に急がれている大型鳥です。
日本で見かけることができるスミレコンゴウインコは人工繁殖個体で、大型動物園などでその姿をみることができます。
check!スミレコンゴウインコの飼い方/性格/特徴/価格/寿命について2位:アカオクロオウム
230万円~350万円
名前のとおり真っ黒な体色に、赤い尾羽を持つ体長55~60cmの大型鳥です。
メスは体全体に黄色の斑点模様が現れるため、雌雄判別は比較的容易です。
近年日本国内でも飼育者が少しずつ増えています。
3位:ヤシオウム
140万円~190万円
ヤシの実などの種子を主食にする大型鳥です。
野生個体はワシントン条約付随書I種に登録、絶滅危惧種に指定されています。
その強靭なクチバシは、本気でかんだら人の手の骨は簡単に砕けてしまうほどです。
産卵周期が2年に1回、産卵数も1つずつと、繁殖速度が非常に遅いことも、数を増やせない要因となっています。
check!ヤシオウムの価格/性格/寿命/飼育/特徴│動物園で大人気!4位:クルマサカオウム
120万円~200万円
オーストラリアに生息する全長40cm前後の大型鳥です。
淡い色合いの美しい姿から、世界一美しいオウムとも形容されます。
大変人懐こく、手乗り個体はベタベタに懐きます。
絶滅危惧種に指定されていませんが、繁殖が難しく、市場流通数が少ないため値段が高額です。
5位:タイハクオウム
800.000円~1200.000円
純白の翼、高い知能で古くから人気のある「白色オウム」の一種です。
手乗りに育てられた固体は、人に依存するかのようにべったり懐きます。
その反面、ひとりぼっちになったり、構ってもらえないことに強いストレスを感じますので、コミュニケーションを毎日しっかりとれる人でないと飼育は難しいでしょう。
また、雄叫びも非常に大きいので、防音対策を二重、三重に行わなければいけません。
check!タイハクオウムの飼い方と注意点。雄叫びの防音は必須!大型オウムに関してはこちらでも書いています。
check!大型インコ、オウムの色々な種類と特徴
高額!値段の高いインコランキング│とんでもない価格の鳥たちまとめ
インコの値段は野生個体数、繁殖難易度、流通数などで大きく変わります。
高額な鳥たちは車や家が購入できるような価格になっていることに驚きました。
悲しいことに現存するオウムの約30%は絶滅危惧種に指定されています。
野生個体数の保護、繁殖数の増加と共に、価格も穏やかに推移していくと良いですね。
※手乗りインコの値段ランキングもありますので、あわせてチェックしてみてください。
check!手乗りインコの値段安い/高いランキング!意外なインコが!
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