スポンサーリンク

ヤシオウムの価格/性格/寿命/飼育/特徴│動物園で大人気!

この記事は約4分で読めます。

ヤシオウムとは強靭なクチバシとパンクなモヒカンデザインをもつ大型鳥です。

ヤシオウムの価格/性格/寿命/飼育/特徴│動物園で大人気!

渋い外見と繁殖の難しさから滅多に見かけませんが、動物園でみかける機会も増え、愛好家がどんどん増えているコンパニオンバードです。

今回ヤシオウムの価格/性格/寿命/飼育/特徴について解説します。

ヤシオウムの特徴

ヤシオウムの価格/性格/寿命/飼育/特徴│動物園で大人気!

原産国ニューギニア周辺、オーストラリア北部
寿命50年~60年
お迎え平均価格1.400.000円~1.900.000円(上昇傾向)
大きさ約55.0cm~60.0cm

ヤシオウムは体長60cm前後の大型鳥になります。

全身とクチバシは真っ黒で、目の下から頬にかけて赤いのが特徴です。

その名前のとおり、クチバシで簡単にヤシの実を砕く力を持っています。

早朝に餌を食べる習性があり、ヤシの実などの種子食中心です。

知能は非常に高く、輪投げやパズルなどの簡単な芸を覚えさせることができます。

ヤシオウムはそのユニークな風貌からペットとしての人気が高い鳥ですが、野生個体は生息地の減少と繁殖の難しさ(2年に1回の繁殖で1個の卵)などで数を減らしています。

絶滅のある種類としてワシントン条約のサイテスI類に登録されているため、購入、飼育には所定の手続きが必要です。

ヤシオウムの性格

ヤシオウムは社交的で人懐こい性格をしています。

若干人見知りな面もあり、初対面の場合はびっくりすることがあります。

飼い主にはよく慣れ、愛嬌たっぷりの可愛い姿をみせてくれるでしょう。

つかんで遊ぶタイプのおもちゃが大好きなので、木の枝やダンボールなどで作ったおもちゃを沢山用意しましょう。

毎日遊んでスキンシップをとってあげてください。

知能が高い鳥なので、寂しさを感じるとストレスから体調を崩してしまうことがあります。

スポンサーリンク

ヤシオウムの平均寿命

ヤシオウムの平均寿命は50年~60年といわれています。

しかしまだ謎に包まれた部分がある鳥ですので、すべてが解明されていません。

飼育条件によってはもっと長生きするかもしれません。

ヤシオウムの入手方法

ヤシオウムは前述したワシントン条約のサイテスI類に登録されているため、入手難易度は非常に高いといえます。

主にインコやオウムの専門店などで予約して数ヶ月~年単位で待つ必要があると思ったほうが良いでしょう。

非常に高額で希少な鳥なので、普通にインコを飼うような購入過程ではなく、前金やローンなど車や家を購入するような手続きが必要な場合があります。

ヤシオウムの飼い方と餌の与え方


ヤシオウムは大型鳥のケージを用意し、太目の止まり木を入れてあげましょう。

おもちゃはケージに2個ほど入れ、数日おきに入れ替えると飽きずに楽しんでくれます。

主食は種子メインのフードに果物を副食として与えてください。

ナッツ、りんご、オレンジ、ざくろ、ブロッコリー、ケールなどの種子や野菜を好みます。

ヤシオウムは早朝に食事をする習性があるため、夜寝かせる前に餌をたっぷり補充しましょう。

クチバシで硬いヤシの実を砕いて食べるのはストレス解消にも繋がるため、ヤシの実を殻つきで入れてあげるようにしてください。

手乗りに育てられたヤシオウムは人に良く慣れ、人の愛情を求めるので、毎日最低1時間の放鳥・コミュニケーションをとるようにしましょう。

ヤシオウムの価格/性格/寿命/飼育/特徴│動物園で大人気!まとめ

  • ヤシオウムは黒を基調に頬が赤く、大きなトサカが特徴の大型鳥です。
  • 生息地の減少からその数は減少し絶滅の恐れがあります。
  • 飼いならされた個体はフレンドリーで優しい性格です。
  • ヤシオウムは希少性が高く、繁殖速度も遅いため、入手は非常に難しい鳥です。

    日本国内では動物園で見かけることが主になるでしょう。

    個人で飼育するには、ヤシオウムのために時間とお金をしっかりかけられなければ難しいといえます。

    コメント