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ペットショップで売れ残ったインコはどうなる?意外な経路に。

この記事は約4分で読めます。

ペットショップでみかけるかわいらしい手乗りインコの雛たち。

しかしインコたちもいずれ大きくなり、成鳥となります。

ペットショップで売れ残ったインコはどうなるのでしょうか。

実は意外な経路を辿っていたのです。

ペットショップで売れ残ったインコはどうなる?

ペットショップで売れ残ったインコはどうなる?意外な経路に。

  • 挿し餌が終わった「中雛」として売られる。
  • 成鳥として売られる(成鳥を必要とする人がいる)。
  • スタッフが引き取る。
  • 他店への移動、もしくは落鳥

基本的にインコや鳥類の場合、犬や猫と違って「売れ残り」ということ自体がほとんどありません。

値下げやセット売りなど、ショップのあらゆる尽力によって売れるまで店にいることがほとんどです。

ではそれぞれどのようにしてショップを後にしていくのでしょうか。

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挿し餌が終わった「中雛」として売られる。

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挿し餌の経験がない、挿し餌で失敗するのが怖いという人にとって、挿し餌時期を過ぎた中雛のほうが都合が良い場合があります。

犬や猫の場合、成長するたびに売れにくくなるという悲しいデメリットがありますが、インコの場合、成長ステージによって顧客の求めるものが変わっていくため、需要が途切れないのです。

そのため、挿し餌卒業した中雛や、一人餌になったインコでも売れていきます。

成鳥として売られる(成鳥を必要とする人がいる)。

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雛の頃のインコというのは実は性別が分からない場合がほとんどです。

というのもインコは中雛になって羽根の生え変わりを迎えたとき、オスの特徴、メスの特徴の羽根になることで性別が確定します。

また、オス特有のさえずりやメス特有の行動をしだす鳥もいるのです。

繁殖させたい、確実にオスがほしい、メスがほしいという人にとっては、大きくなって成鳥として売られている鳥のほうが都合が良いということになります。

スタッフが引き取る。

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毎日お世話をしているペットショップのスタッフが情がわいて引き取るというケースもあります。

犬や猫と比べ格段に価格が安く、飼育を始めるハードルが低いため、スタッフが購入するということがあるのです。

しかし、スタッフが引き取る羽数にも当然限界があるので、値下げをしたり、飼育用品とセットにして売ったりという経営努力をしています。

他店への移動、もしくは落鳥

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チェーン店を展開しているペットショップの場合、お客さんの希望に応じて生き物を他店に移動することがあります。

そういった理由で(販売以外で)ショップからいなくなってしまうこともあるようです。

また、悲しいことですが、ショップにいる間に体調を崩してしまうなど様々な理由で落鳥してしまう個体もいます。

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インコをタダでもらえることはあるの?

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大きくなってしまったということで、インコの値段が下がっていくことはあっても、投売り価格やタダでもらえることはまずありません。

理由として、インコは成長ステージごとに需要があるということ、もうひとつはタダ目当てのお客さんを増やさないためです。

タダで手に入れようとするお客さんは、飼い主としてインコに多くの費用をかけません。

元はタダ」なのだから、飼育費用や餌代、医療費もできることなら安く済ませたいという人が大部分です。

そういったお客さんはペットショップにとっても良い顧客にはなりませんし、何よりインコ自身のためにもなりません。

これらの理由から、ペットショップからインコをタダ同然で引き取ることは極めて難しいといえます。

命をお金でやり取りすることは賛否がありますが、生体や飼育用具に高額な費用を出せる=経済力があることを示す指針にもなる側面があります。

ペットショップで売れ残ったインコはどうなる?意外な経路に。まとめ

  • インコは成長ステージによって客層が変わるため需要が途切れにくいです。
  • そのため、売れ残りというものがなく、売れるまでショップにいることが多いことになります。
  • 挿し餌が終わった中雛や性別がはっきりしている成鳥のほうがほしいという顧客もいます。
  • ペットショップのスタッフが引き取ったり、値下げされて売られる場合もあります。

インコの場合、売れるまでペットショップにいることが多く、「処分される」ということはほぼありません。

いなくなっている場合は他店へ移動、落鳥、売れた、のいずれかになるでしょう。

ショップにいる期間、清潔で快適な環境が提供されるよう、各ペットショップにお願いしたいですね。

コメント

  1. 佐々木 より:

    インコは犬や猫に比べてショップでの扱いが適当な気がします。安いからなのかなあ?オカメインコとコザクラインコはそれなりに扱われてますけどセキセイインコはプラケースにたくさん入れてるショップばっかりでうんざりします。

  2. ショップの人 より:

    ペットショップの店員やってます
    ショップによって扱いはだいぶ違うとおもいますけど、値段の高いわんちゃんねこちゃんのほうが丁寧に扱っているところはおおいですね
    鳥はついでみたいな(>_<)

    大きくなったから安くしろ譲れっていうお客もたまにいますね~
    丁寧にお断りするんですけど「命を金でやりとりするなんて汚い!」って言われた同僚がいました(^_^;

    動物が好きで就職しましたけど後悔することもわりとおおいですねえ~・・

  3. より:

    インコは確かにずっとお店にいるイメージですね。
    犬猫はしつけを早いうちにしないといけないから子犬が売り時とききました。
    犬猫好きにはペットショップは敵という人もいるでしょうけどインコはペットショップじゃないと買えないイメージがありますねー。

  4. 庭師 より:

    ペットショップにも良い店悪い店あるから一概にペットショップが悪というのは極端だと思う
    命の売り買いが許せないならそもそもペットを飼う時点でエゴなんだよな

  5. ぷらずま より:

    ペットショップを嫌う人は必ずいるから仕方無い
    インコは処分されにくいのにホッとした
    犬と猫も減るとよいね