ペットを失って悲しみや喪失感のあまり、実生活に支障がでてしまうことをペットロスといいます。
特に鳥・インコを亡くしたときのペットロスは一番激しいといわれています。
今回は鳥・インコのペットロスを克服する方法や、立ち直るために知ってほしいことを紹介します。
ペットロスの症状
家族として愛してきた愛するインコが突然この世を去ってしまった時、その辛さからなかなか立ち直れない、元の生活に戻れないという状態をペットロスと呼びます。
主な症状として、次のものがあげられます。
・焦燥感
・食欲不振
・幻覚/幻聴
・胃潰瘍
・不眠
ペットロスは珍しい病気ではありません。
愛するペットを失ったら、誰もがなりうる症状です。
ペットやインコに対する思い入れは人それぞれですが、特に動物を飼っていない人には理解されにくいところもあります。
インコのペットロスを克服する方法
インコのペットロスを克服するには、再び前を向いて歩けるようにするにはどうすればよいのでしょうか。
- とにかく泣く。
- 共感してくれる人に打ち明ける。
- 思い出の整理、供養をする。
とにかく泣く。
泣くことは恥ずかしい、泣いてばかりはダメという人もいますが、泣くというのは、自身の感情を外に出し、リセットさせる効果があります。
泣く事に抵抗を持つ必要はありません。
感情を出して前を向くためにも必要です。思い切り泣いてみましょう。
共感してくれる人に打ち明ける。
同じインコを飼っている人や、親しい友人、家族に打ち明けて心を整理することは大切です。
言葉にするのが難しいという人は、SNSや掲示板などに書き込むのも良いでしょう。
※デリケートな話題かつ、SNSなどは不特定多数の人が閲覧するので、書いても問題ないかよく配慮する必要があります。
できることなら、ペットロスに対して理解のある場や掲示板を探すと良いでしょう。
当サイトにもありますので利用してみてください。
思い出の整理、供養をする
愛鳥が使っていたおもちゃやケージ。
ずっとそのままにしておきたい気持ちは良くわかりますが、それでは、いつまでも悲しみから離れることはできません。
目に触れないところに大事に保管し、思い出を整理することも大切なことです。
愛鳥の羽根や足輪などをお財布や小瓶などに入れて持ち歩くのも悪いことではありません。
きちんと供養して、思い出の品を持っておく事は、ペットロスから立ち直るために必要なことです。
ペットロス体験談1(読者様からの寄稿)
今年(2018年)の夏に天国に行ってしまったオカメインコの結羽(ゆうは)、11歳。
一人娘の遊び相手になればとインコのことをよく知らないままお迎えした我が家にインコのすばらしさ、愛らしさをたくさん教えてくれました。
娘とユウ(結羽)は一緒に大きくなりました。
成人式の写真もユウと一緒に納まった写真があります。娘は一生の宝物といっています。
お別れの日は突然でした。
前触れもまったくなくて、朝も元気いっぱいで。
夕方、外出から帰宅するとケージのところどころが血だらけになって、隅っこで苦しそうにうずくまっているユウがいました。
私はパニックになってすぐに病院に連れて行きました。
娘は仕事の帰宅中だったので、そのまま病院に向かってくれました。
レントゲンをとったところ胸骨骨折の内臓損傷。
何らかの刺激でオカメパニックを起こし、ケージでの打ち所がよほど悪かったのだろうといわれました。
滅多に暴れることのなかったユウが何におびえ暴れたのか、今でもまったくわかりません。
診察中に痙攣を起こし、そのまま旅立ちました。
先生曰く「すでに亡くなってもおかしくない損傷だったのに、きっとお母さんたちの帰宅までがんばってくれたんだと思います」
ユウごめんね。
もっと早く帰っていたら、あの日に限って近所の人とおしゃべりしてしまったことを後悔しています。
今でもリビングをみるとユウがいる気がします。
ユウのいない毎日に慣れることはありません。ユウは間違いなく娘の弟で、私たちの息子でした。
ユウありがとう。
あなたが残した“羽”は私たち家族を“結”んでくれました。
本当にありがとう。
ペットロスは鳥が一番辛い。インコの死から立ち直れない人へ まとめ
インコの死は、どれだけ時間がたっても忘れがたいものです。
新しい子をお迎えしても、その子が代わりになるわけではありません。
亡くなった子がくれた楽しい日々や思い出をしっかり忘れずに、毎日を楽しく過ごすことが、天国にいる愛鳥への何よりの供養になります。
コメント
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