インコの短寿命や突然死には飼い主の飼育方法や生活習慣が大きく関わってきます。
何気なくやっていたことが実は愛鳥の寿命を縮めるリスクがあるものだとしたら…。
今回はインコが最悪亡くなってしまうリスクのある危険な飼い方について解説します。
危険!インコが亡くなりやすい飼い方
あなたは愛鳥との生活の中でこのような飼い方をしていませんか?
- おやつを沢山あげている。
- 受動喫煙させている。
- 台所で飼育している(台所に連れて行っている)。
ひとつでも「はい」があれば今すぐやめましょう。
誰もが愛鳥にはいつまでも元気でいてほしい、長生きしてほしいと思っているはずです。
飼い主に全くその気がなく、毎日何気なくやっている習慣が大切な愛鳥の命を脅かすことがあるのです。
今回は飼い主が毎日の生活の中でやってしまいがちな代表的な間違った飼育習慣3点をみていきましょう。
インコにおやつを沢山あげている。
あなたは愛鳥にどれくらいの頻度と量のおやつを与えていますか?
インコはヒマワリの種や麻の実など脂質の多いシード類をとても好みます。
また、甘いフルーツ類も大好きです。
おやつは適量であればスキンシップにも役立ち、信頼関係を深めるお手伝いをしてくれます。
しかし愛鳥が喜ぶからといっておやつをあげすぎると、脂肪過多、糖分過多になり内臓の病気になりやすくなります。
おやつはオカメインコなどの中型インコなら週に1~2回、ひまわりの種なら1回に3粒ほど、フルーツ類は小指の爪の先ほどの量に留めましょう。
インコに受動喫煙させている。
飼い主さんが愛鳥のそばでタバコを吸うと、インコはそのタバコの煙を吸ってしまいます。
つまり受動喫煙することになります。
インコや鳥類は気体に対する感受性が非常に高く、ほんの少しの有毒の気体で中毒に陥る可能性が非常に高いです。
ガスが充満しているであろう場所に警察がカナリアを入れたカゴをもって捜査するシーンが刑事ドラマなどでありますね。
あればインコの気体への感受性の高さを利用した捜査方法です(悲しいことですが)。
インコの飼育スペースでは喫煙は絶対にやめましょう。
インコを台所で飼育している(台所に連れて行っている)。
「台所で果物をあげたりするのが大好き」「一緒にクッキーを作りました」という飼い主さんの声を時折耳にします。
実はこれは急死してもおかしくないほどの危険な行為です。
前述したように、インコは気体への感受性が非常に高い生き物です。
そんなインコにとって熱されたガスが充満する台所は非常に危険なところです。
火はもちろんのこと、料理の熱で気化した油や、フッ素をインコが吸引すると最悪の場合急死することがあります。
台所でのインコの飼育はもちろんのこと、連れて行くことも絶対にやめましょう。
ガスや気体は目に見えない分、飼い主さんも警戒する気持ちが薄れがちです。
インコにとってどのような気体が猛毒なのかよく調べておきましょう。
フッ素ガスと同様に人間にとっては心地よいアロマや香水もインコにとっては猛毒です。
インコがいる部屋では絶対に使わないようにしましょう。
今すぐやめて!インコが亡くなりやすい飼い方!3つのNG行為
- インコの寿命は飼い主の生活習慣に依存するといっても過言ではありません。
- おやつのあげすぎは脂肪過多、糖分過多による肥満などの多くの病気の原因になります。
- インコの飼育スペースでは喫煙を控えましょう。
- 台所は油やフッ素の気化した気体を吸い込み急性中毒の危険がありますのでインコを連れて行くのはやめましょう。
いかがでしたでしょうか。
何気なくやっていることが、愛鳥の命の危険になっていることは実はかなり多いのです。
これまでの生活を振り返って思い当たることがあれば、今すぐ改めていきましょう。
毎日の何気ない生活習慣や、飼い方が愛鳥の命を奪ってしまったという結果は取り返しがつきません。
1日でも楽しく、安全で幸せな日々が送れるよう、愛鳥にできることを今日からやっていきましょう。
こちらに「長くこの生活を続けているとインコが早死にする飼い方」を解説しています。
すぐに愛鳥に影響はでないかもしれません。
しかし確実に愛鳥の体を蝕んでいってしまいます。
思い当たるものがあれば今日から、今からやめるようにしましょう。
その日の決断があなたの愛鳥の命を救うのです。
コメント
インコは気体や煙への感受性が高いんですね
恥ずかしながら知りませんでした
インコ飼いの喫煙者なのでこれから気をつけます。
どれも無意識にやってしまいそう。
わかりやすく参考になります。