インコは餌と水、適度な野菜と少々の果物を与えることで飼育することができます。
それだけで十分生きると言われていますが、そのような生活にインコは飼い主の愛情を感じることができるでしょうか。
今回は愛情不足を感じているインコの特徴を挙げていきます。
思い当たる点がないかチェックしてみましょう。
愛情を注がれていないインコの特徴「人から逃げる」
人に慣れていない、人と接触する機会が少ない、愛情が足りず人に対して期待することを諦めたインコは人から距離をおくようになります。
ケージに近づいたら怖がって逃げるようになったり、指を差し出すと威嚇しながら噛み付いてくるでしょう。
ゆっくり時間をかけて人とのスキンシップの楽しさを教えていく必要があります。
愛情を注がれていないインコの特徴「ケージが汚い」
人がインコに愛情を注いでいない典型的な例として、ケージの掃除がされていないことが挙げられます。
餌の殻が多く散らばっていたり、敷き紙が何日も取り替えられていないような不衛生なケージのインコはほぼ間違いなく愛情を注がれていないと判断して良いでしょう。
愛情を注がれていないインコの特徴「人に関心を示さない」
愛情を注がれていないインコは、人がケージの前をとおっても感心を示しません。
最初は人からの愛情を得ようと鳴いたり、ケージに張り付いてアピールしていたかもしれませんが、人からの反応(愛情)が得られないと判断すると人間に対して関心を持つことをやめてしまいます。
この状態が続くと人間で言う「うつ」状態になってしまうと言われています。
愛情を注がれていないインコの特徴「毛引きをする」
人から愛情が注がれないまま過ごすと、ストレスが溜まっていきます。
手乗りインコは特に人への愛情を強く求めるため、愛情を感じない時間が長くなるほどストレスをためていってしまいます。
このストレスを発散し寂しさを紛らわすために、自分の羽を引きちぎったり、引き抜いたりするようになります。
インコ自身は自分の羽を抜くことに痛みを感じていますが、ストレスのはけ口がないためこの行為をするしかありません。
次第に癖付いてしまい、なかなか収まらないこともあるので、スキンシップを多く取ることを意識する必要があります。
ただし、ストレス=毛引きではなく、なんとなく遊びでやっていたら癖になってしまったというケースもあり、発症にいたるプロセスは複雑です。
愛情不足を感じているインコの特徴。愛鳥は愛されていますか?まとめ
- 愛情を注がれていないインコの特徴「人から逃げる」
- 愛情を注がれていないインコの特徴「ケージが汚い」
- 愛情を注がれていないインコの特徴「人に関心を示さない」
- 愛情を注がれていないインコの特徴「毛引きをする」
いかがでしたでしょうか。
愛情を注がれていない、足りないと感じているインコの特徴をまとめてみました。
個体差や性格もあり、必ず当てはまるわけではありませんが、概ね人に対して関心をなくすことが多いようです(荒鳥は元々人に懐いていないので別です)。
雛から人に懐くように育てられ、人間が大好きなインコにとって、人に構ってもらえない、愛情をかけてもらえないことは非常に悲しいことです。
元々が人に慣れた手乗りインコなら、少しずつスキンシップをとって、まずケージ越しに興味を持ってもらう、近づいてもらう、指に乗ってもらうと段階的に懐かせることもできます。
インコのペースで焦らずゆっくり馴らしていきましょう。
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