「インコを飼いたいけど実際はどんな毎日になるの?」「インコと暮らすことで毎日がどう変わるの?」
インコと暮らす1日のスケジュール例をまとめてみました。
インコと生活するイメージにお役立て下さい。
インコと生活するとどう変わるのか
インコと生活すると単純に「インコのお世話」「インコとのスキンシップ」の時間が1日のスケジュールに組み込まれます。
それまで朝7時に起床して出勤していた生活が、インコの朝のお世話のために30分早く起きなければいけなくなります。
手乗りインコの場合はスキンシップも非常に重要です。
最低1日1回30分放鳥してスキンシップや運動をさせる時間が必要になります。
ちょっと寒い、ちょっと暑いような日、自分だけなら我慢ですんでいたクーラーやエアコンも、インコの室温管理のために稼動する機会が増えるでしょう。
その結果、電気代があがっていくでしょう。
インコの雛との生活スケジュール
インコの雛をお迎えした場合、雛が一人で餌を食べられるようになるまで、朝7時~夜20時の間は2~3時間おきに餌を与えなければいけません。
インコは基本的にえさをため食いすることができません。
雛は成長速度が非常に速いため、空腹時間が長くなると即命に関わります。
1日中家にインコの世話ができる人がいる必要があるので、1日の中で2時間以上の不在時間がある人は雛でのお迎えは避けたほうがよいでしょう。
インコとの生活スケジュール
インコとの生活スケジュールの一例を紹介します。
家庭によっては放鳥時間が長かったり、放鳥回数が複数回あったりしますが基本的なお世話を交えた生活スケジュールとして参考にしてください。
起床~インコの朝世話・体調チェック
起床したらまずはインコの朝のお世話です。
餌を全部交換し、水も全部交換しましょう。
敷き紙も新しいものに取り替えて、愛鳥の様子をチェックしてください。
敷き紙におちている排泄物もチェックの対象です。
いつもより水っぽかったり、血のようなものが混じっている、フンの色がおかしいといったことがないか確認しましょう。
インコの様子もしっかり観察してください。
少しでも様子がおかしい、元気がないと感じたら午前中様子をみて、それでも改善されないようならその日のうちに病院へ連れて行きましょう。
午前中に10分~20分程度の日光浴
午前中の日差しが柔らかい時間帯に日光浴をさせましょう。
インコの体調や状態をみて、ケージに日陰を作って行ってください。
日光浴中はインコの観察、外敵から守るために必ずそばにいましょう。
夕方は放鳥しながらスキンシップタイム
人になれた手乗りインコの場合は最低でも1日1回30分放鳥してスキンシップをとりましょう。
飼い主さんとの時間はインコの何より楽しみな時間です。
おもちゃやオヤツなどを取り入れて楽しい時間を演出してください。
放鳥して飛び回ることで全身の筋肉を使い、運動不足解消も期待できます。
そういうときは無理に放鳥せずにそっとしておきましょう。飼い主さんがイライラしているときも同様です。
夜の御飯を追加して就寝
夜は日の入りに近い19時~20時には就寝させるのがインコ本来の生活リズムとしては望ましいです。
餌と水を入れ替えて休ませてあげましょう。
遮光できるおやすみカバーがあるとしっかり休ませてあげられますので、ケージのサイズにあわせたものを使いましょう。
おやすみカバー タイプE(465インコ用)/ケージ ゲージ 鳥かご 安眠カバー 保温 ポリエステル HOEI 小鳥
放鳥時間はランダムがおすすめ
放鳥時間はきっちり決めないほうがよいとされています。
たとえば毎日午後3時から放鳥する毎日を送っていると、飼い主さんの都合で放鳥できなかった日などにインコは「どうして今日は外にでられないの?」と鳴いて催促をしたり、ストレスをためてしまうことがあるからです。
時間は決めずに前後1時間ほどのゆとりをもって「大体夕方に放鳥する」くらいの枠組みがよいでしょう。
インコの1日のスケジュール。実際に飼育したイメージ作りに!まとめ
いかがでしたでしょうか。
インコと暮らしはじめると生活が一変します。
それまでやらなかったお世話が一日の生活にはいりますし、旅行ができなくなるなどの制約もあります。
毎日インコのために時間を割くことが必要となってくるでしょう。
しかしインコとの生活は毎日が本当に楽しく、新鮮で宝石のような日々になるのは間違いありません。
「自分がこれほどまでに動物を溺愛するとは思わなかった」という、自分自身の違う一面に気づいた人もいました。
それまでなかった新しい発見や刺激をインコと一緒に体験しませんか。
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