オカメインコは飼い主の肩に乗るのが大好きです。放鳥したらまっすぐ飼い主の肩にのる子も多いでしょう。
しかしなるべくなら指や腕にとまってほしいということもあるかもしれません。
今回はオカメインコが肩から降りない理由と対処法を解説します。
オカメインコが肩から降りない理由
- 飼い主のそばにいたい。
- アクセサリーやめがねに興味がある。
- 構って欲しい。
- 手は不安定だからイヤ。
オカメインコが飼い主の肩から降りない理由として考えられるのはこれらだといわれています。
特にめがねやネックレスをがちゃがちゃいじってくるというオカメインコは多いのではないでしょうか。
できれば、指にのるようにしつけたい、肩のりをやめさせたいという人は次の方法がおすすめです。
オカメインコが肩から降りない時の対処法
オカメインコを肩から下ろす方法として、以下の方法があります。
- 指に乗せて沢山ほめる。
- ジャンプする、体を揺らす
手で払う、叱るといった方法は、信頼関係を大きく損なってしまいますのでやってはいけません。
上記の方法をおすすめします。
それぞれ詳細を説明していきます。
指に乗せて沢山ほめる。
肩に乗ったらすぐにオカメインコのおなかのしたに指を出し、指にとまらせましょう。
そして指にとまれたらたくさんほめてオヤツをあげましょう。
こうして「指にとまったほうがたくさんイイコトがある」と学習させていきましょう。
ジャンプする、体をゆらす
これは多くのバードトレーナーが行っている方法です。
肩に乗ったらすぐジャンプしたり、体を揺らすことで肩にとまっていられない状態を作ります。
これを繰り返すことで「肩に乗るとぐらぐら揺れて安定しない」と学習してもらうのです。
こうすることで、肩は乗れないものと覚えてもらうことが期待できます。
オカメインコが肩に乗ってくるのは信頼/安心のあらわれ。
オカメインコが肩に乗ってくるのは、信頼や安心の表れとも言われています。
一方で、「肩に乗せる=飼い主より偉いと勘違いするおそれがある」という声もあります。
これはどちらもありえることです。
十分な信頼関係が出来ているのであれば、肩に乗せていても問題ありませんし、肩に乗っている=飼い主より偉いと勘違いしている証拠とも言い切れません。
※頭の上に乗るのは飼い主より偉いと勘違いする可能性が高いので、避けたほうが無難です。
そのため、無理に肩から下ろすことに関しては賛否両論ありますが、「ネックレスをカミカミして困る」「メガネを噛んでしまう」といった事が多い場合、金属中毒の可能性も考えて判断すると良いでしょう。
また、メガネをイタズラすることで、飼い主への目の怪我の可能性も捨てきれません。
オカメインコが肩から降りない理由と対処法。とにかく飼い主大好き!まとめ
- オカメインコが肩から降りない理由は、飼い主が好き、そばにいたい、アクセサリーに興味があるなどが考えられます。
- 無理に下ろす必要はありませんが、貴金属をイタズラすることは金属中毒のリスクがあります。
- 指に乗せかえてほめる、体を揺らすなどして肩にとまらせない方法が有効です。
オカメインコが肩から降りない理由は、飼い主への信頼、恋慕というものが大きいと考えられています。
しかしながら肩に乗ることで様々なリスクも生じかねない場合は、肩にのるクセを矯正したほうが良いでしょう。
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