コザクラインコの噛み癖の矯正の治し方について。
インコは噛む事で周囲から情報を得たり、コミュニケーションをとったりする一面があります。
しかし、なんでもガブガブ噛むのは困りますね。
強さの加減を知らない噛み癖は、怪我の元になってしまうでしょう。
今回はコザクラインコの噛み癖の治し方、人間を噛まないインコにするポイントを解説します。
コザクラインコの噛み癖を矯正する3つのポイント
コザクラインコの噛み癖を治す(矯正する)ポイントは主に3つです。
これを抑えることができれば、かなり改善します。
- ヒトとの関係の見直し
- 噛んでも良いものを与える。
- 叱るときは一瞬、現行犯で。
これらのポイントはどれも大切で、噛み癖の矯正に即効力あります。
具体的なやり方を解説します。
コザクラインコとヒトとの関係の見直し
インコは高さで相手との立場を確認、認識する習性があります。
頭に乗ることが多い、人より高い目線になる場所にとまっていることが多いと、インコは人より立場が高いと誤解し、問題行動を誘発しやすいといわれています。
噛み癖などを治したい場合は、インコを自分の目線より高いところにおかない、肩や頭に止まったらすぐに手に乗せて、目線より下げて接するようにしましょう。
手に乗せたらごほうびを与えたり、ほめたりしましょう。
こうして「手にのったほうが楽しい事がある」と少しずつ教えていくことが大事です。
コザクラインコに噛んでも良いものを与える
インコの噛む行動をゼロにすることは不可能です。
インコにとって大きなストレスになります。
何かかじりそうなとき、かじっているとき、おもちゃやかじり用おやつやかじり用の木やコーンを代わりに与えて、齧りだしたらほめてあげましょう。
「これは噛んでも良いもの」と教えていきましょう。
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雛や若鳥の時点で噛み癖をつけたくない場合は必見です。
インコの噛み癖を治すにはおもちゃが有効!大型は手袋をはめて!
叱るときは一瞬、現行犯で
叱るときは短く小鳥の顔に「フッ!」と息を吹きかけましょう。
この行動はインコに共通する怒りの行動なので、これを飼い主がすることによって「怒られている」と認識します。
ただし、「叱る」というしつけは基本的にインコには不向きです。
できる限り「噛まない」「噛ませない」環境を作ることを優先しましょう。
噛み癖がついて治したい、矯正したい場合に使うようにしてください。
「インコは噛む生き物」と考えましょう
インコは噛むことが仕事、楽しみといっていいくらい齧ったり噛んだりすることが大好き。
だからといって許していると流血するくらい強く噛んだりして「問題行動」へとつながる恐れがあります。
また飼い主が噛まれることを恐れ、放鳥する機会を減らしてしまう場合もあります。
こうなると、飼い主もインコも不幸です。
噛むことを一切やめさせることはできませんが、「噛んでよいもの」「噛んではいけないもの」を教えることによって、人に対する困った噛み癖を減らすことができます。
噛む事を禁止するのではなく、他の噛んで良いものを教えるのがポイントです。
コザクラインコの噛み癖の矯正、治し方。このしつけでばっちり!まとめ
- インコや小鳥は「噛む行動をする生き物」と認識しましょう。完全にやめさせることはできません。
- ヒトとの関係の見直し、噛んでも良いものを与える、噛ませない環境を作りましょう。
- 叱るときは短く現行犯で。だらだら叱ったりは絶対にやってはいけません。
インコの噛み癖は慢性化すると本当に大変です。
流血するくらい噛むようになると、毎日のお世話も危険になり、インコへの愛情もすり減ってしまいます。
少しずつ毎日コツコツ続けて噛み癖を解消していきましょう。
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