年末年始や長期休暇といった時期は親戚や友人が帰省したりすることで、愛鳥を始めて見せる機会になることも多いでしょう。
多くの人たちはインコを扱うのが初めてで、飼い主さんが当たり前のようにやっている事でもできない事が多いです。
そのため、インコを誤って扱ってしまい事故につながることも珍しくありません。
今回はインコをはじめて触る人が注意すること3点を解説します。
インコをはじめて触る人が注意すること
インコをはじめて触る人大抵の人は「かまれないだろうか」「急に飛ばないだろうか」と恐々と触ろうとすることが多いです。
そういった人のドキドキとした雰囲気をインコは敏感に感じ取り、警戒したりすることがあります。
初めてインコを触る人は飼い主さんの管理の下、慎重に扱いましょう。
威嚇したり怒ったり逃げ回ったりする場合はさわらせるのを止めましょう。
1:お子さんに触らせる時は細心の注意を
小学生までのお子さんは動物に接する機会が少なく、扱いに慣れていません。
力の加減がわからず強く握ることもありますので、「優しくそっとね」と十分に言い聞かせながらさわらせましょう。
少しでもインコが警戒するようなそぶりをみせたら一旦ストップするようにしてください。
2:さわ時はまず頬や頭から
インコをさわる時は飼い主の指示のもと、インコがさわられて気持ちよく感じる頬や頭から優しくさわるようにしましょう。
背中や尾羽は逆に警戒を強めたり、咄嗟の噛み付き行動に出る場合があります。
また、足元に平行に人差し指を優しく添えると指に乗せる事もできます。
3:ケージ越しに指を入れないこと
ケージはインコにとって大事な自分の縄張りです。
縄張りに知らない人が指を入れてきたら、ほぼ問答無用で強く噛むことがほとんどです。
特に中型インコ以上は噛む力が強く、流血することも珍しくありません。
「ケージ越しなら大丈夫」と勝手に解釈しさわろうとする人がいますが、実は一番危ない行動です。
特に小さなお子さんがケージの近くに行かないよう保護者にも十分説明してください。
インコをはじめて触る人が注意すること3点。まとめ
- インコは記憶力が高く、飼い主さんとはじめてみる人をきちんと判別しています。
- はじめてインコにさわる場合は突然さわらないで、インコの目を見ながら優しくそっとさわりましょう。
- 尾羽や翼はさわられるのを嫌がる個体が多く、噛み付くこともあるので絶対にやめましょう。
- ケージに指を入れるのは大変危険です。絶対にやってはいけません。
いかがでしたでしょうか。
初めてのインコにさわる場合は飼い主さんの指示を守って慎重に扱いましょう。
特にお子さんがさわる場合は力の加減がわからず事故につながる場合もありますので、保護者と飼い主さんの監視の下慎重に行ってください。
お子さんの始めての鳥との出会いが良いものになりますように。
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