インコが手のひらの上でコロっと転がっている状態をニギコロといいます。
ニギコロができるようになりたい!と思いますよね。
ニギコロをマスターしてもらうには、飼い主さんの心がけとコツが必要です。
今回はインコのニギコロの方法と練習のコツを3ステップで紹介します!
ニギコロを教える前の心がけ
ニギコロをインコに教える前に、飼い主さんには以下の心がけをもってほしいと思います。
その1:時間をかけすぎないようにしましょう。
練習時間は1日2回10分ずつ程度にしましょう。
あまり長時間続けるとインコに大きな負担がかかります。
その2:コツコツ時間をかけて行いましょう。
練習を開始してすぐ覚えることは稀です。
数ヶ月かかるつもりで気長にやりましょう。
その3:できなくても叱らないでください。
叱りながら練習すると、練習そのものが嫌いになります。
終始優しく笑顔でほめながらやりましょう。
気長にコツコツ、優しく教えることです。
これはインコのしつけをするうえで、すべてのことに言えます。
ニギコロの方法/練習のコツ3ステップ
ニギコロの練習は大きくわけて3つのステップがあります。
ひとつずつコツコツステップアップして行きましょう。
- ステップ1:手にインコをもってひっくり返すのになれる
- ステップ2:ひっくり返って20秒大人しくできるようになる
- ステップ3:ゆっくり指を離してニギコロ完成!
ステップ1:手にインコをもってひっくり返すのになれる
インコを手に持って、ゆっくりひっくり返しましょう。
最初は怖がってあばれてしまいます。
急に180度ひっくり返すのではなく、少しずつ角度をつけていきましょう。
あばれないたびに沢山撫でて、ほめてあげましょう。
特別なおやつがあると、より効果的です。
ステップ2:ひっくり返って20秒大人しくできるようになる
ステップ1をおえて、指で支えたまま180度ひっくり返せるようになったら、その状態を20秒維持できるようにしてみましょう。
最初から20秒の維持はできないので、最初は5秒、8秒、10秒と少しずつ維持できる時間を延ばしていってみましょう。
頬や頭をカキカキしてあげて、「ニギコロは気持ちよい!嬉しい!」と印象つけるようにするのがポイントです。
20秒維持できるようになったら、その維持練習を3~5日続けましょう。
それでできるようになったら最終ステップです!
ステップ3:ゆっくり指を離してニギコロ完成!
ひっくり返った状態に慣れたら、ゆっくり指を放していきましょう。
最初は鳥はびっくりしたりで、バランスを崩してしまうかもしれません。
焦らず1本ずつ、ゆっくり指を離していきましょう。
1本離すのに1日~2日かかるかもしれません。じっくりやりましょう。
全部指を離してもひっくり返った状態を維持できたら、ニギコロ完成です!
ニギコロ完成にかかる時間
鳥さんの性格にもよりますが、大体2~3ヶ月はかかると思ってよいでしょう。
早い子は1ヶ月足らずで覚えてくれるかもしれませんが、くれぐれも無理をさせてはいけません。
コザクラインコやセキセイインコ、ウロコインコはニギコロが上手といわれています。
インコのニギコロの方法と練習のコツ3ステップ!まとめ
- ニギコロは手の上でインコを転がす方法です。
- こつこつ少しずつ練習することで覚えてくれます。比較的得意な種類のインコもいます。
- 無理させず、ゆっくり1日短時間で行いましょう。
インコのニギコロはとてもかわいいですよね^^
こつこつ練習すれば覚えてくれます。
焦らずゆったりと練習を愛鳥と楽しむ気持ちで取り組んでください。
コメント