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インコ・オウムの挿し餌の切り替え(卒業)時期の目安まとめ

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インコの雛の一人餌の切り替えは、愛鳥が大人になる大切なステップです。
インコ・オウムの挿し餌の切り替え(卒業)時期の目安まとめ
実は挿し餌の切り替えのタイミングはコツがあり、間違えてしまうと大変なことになります。

今回は文鳥からオカメインコ、ルリコンゴウインコまで、挿し餌を切り替えるコツや、挿し餌を回数を減らしていく目安、タイミングをまとめました。

※あくまで目安です。愛鳥の様子をみながら行いましょう。

インコの挿し餌の切り替えの目安

オカメインコ コザクラインコ 挿し餌 期間
インコの挿し餌の切り替えは、雛から羽根が生え変わり、若鳥になっていく時期に切り替えるのが最適といわれています。

インコによって挿し餌の切り替えが簡単な種類、甘えん坊が多く、なかなか切り替わらない種類もいます。

短い場合は数日、長い場合で2ヶ月くらいかかってしまうことが多いです。

個体差にも左右されるので、あまり切り替えることに固執せず、ゆったりとした気持ちで切り替えを進めていきましょう。

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インコの挿し餌の切り替えは体重を減らさず行うことが大切です。挿し餌を減らして一緒に体重も減るようなら挿し餌の回数or量を戻す必要があります。

それでは種類別に切り替えのコツをみていきましょう。

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文鳥、十姉妹、フィンチ類

インコ・オウムの挿し餌の切り替え(卒業)時期の目安まとめ
フィンチ類の切り替えの目安は、くちばしの黄色い部分(パッキン)が無くなる頃です。

一見切り替わっているようにみえても、欲しがるようであれば、パッキンが消えるまで与えても問題ありません。

フィンチ類は独り立ちがうまく、自立している子が多いため、少しずつ挿し餌を自分で食べなくなり一人餌に移行していく傾向です。

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セキセイインコなど小型インコ

セキセイインコ、マメルリハなどの小型インコは、大体生後1~2ヶ月で少しずつ切り替わっていきます。
インコ・オウムの挿し餌の切り替え(卒業)時期の目安まとめ

1ヶ月を過ぎたら、床に殻付の餌を撒くとともに一日の挿絵を3回→2回→1回と徐々に減らしてください。

少しずつ、足元の、餌をつつくようになってきたら切り替わっていく証拠です。

挿し餌は欲しがる間は与えて大丈夫です。

突然切り替えると栄養不良になります。気をつけましょう。

オカメインコなど中型インコ

インコ・オウムの挿し餌の切り替え(卒業)時期の目安まとめ
羽根をばたつかせ、尾羽が伸びてきたころが一人餌の切り替え時期です。

中型インコの中でもオカメインコは、甘えん坊で切り替えに非常に時間がかかることが多いことで有名です。

長い子で半年以上という個体もいます。

体重を毎日測り、挿し餌の回数を少しずつ減らしましょう。

その間体重が急に落ちてないか、床に撒いた餌を食べているかをしっかり確認し、体重がわずかでも減っていたら、挿し餌の回数を戻しましょう。

自分で餌を食べながら、挿し餌を欲しがる子も多いので、自分でしっかり食べられていると判断したら、回数を減らしていってOKです(しっかり体重を量りましょう)。

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ルリコンゴウインコなど大型インコ・オウム

オウム
大型鳥はその寿命の長さから、雛の時期も長い傾向にあります。

大体生後3ヶ月くらいまでは挿し餌を必要とするとお考えください。

羽根が生えそろい、ほぼ大人の外見になるまで挿し餌を必要とします。

大型鳥は、環境の変化で全く食べなくなるなど、挿し餌の切り替えが難しい傾向にあります。

初めてお迎えする自信が無い場合は、一人餌になってからお迎えするのを強く勧めます。

挿し餌から育てないと懐かないという声を耳にしますが、一人餌切り替え後のお迎えでも飼い主さんに懐いてくれます。心配要りません。

インコ・オウムの挿し餌の切り替え(卒業)時期の目安まとめ

  • 種類や大きさによって、挿し餌の切り替え時期が異なります。
  • 基本的には欲しがる際は与えましょう。
  • 挿し餌の回数は体重の推移をみながら徐々に減らすようにしましょう。
  • 自信が無い場合は、一人餌の個体をお迎えすることが良いでしょう。

挿し餌の切り替えは、飼い主さんが対面する大問題のひとつ。

きちんと体重を測り、一人餌を食べているかよく観察して行いましょう。

時期や期限にとらわれず、目の前の愛鳥のコンディションや状態を優先にして行ってください。

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