白~クリーム色の色合いに赤いチークパッチが可愛らしいオカメインコのルチノー(白オカメ)。
実はルチノーは頭がおハゲになっている個体がほとんどなのです。
なぜ頭におはげがあるのでしょうか。実はこんな理由がありました!
ルチノーの頭がおハゲになる理由
オカメインコのルチノーは頭のてっぺん周辺、丁度冠羽で隠れているところにおハゲがあります。
ノーマルのオカメインコや、他の種類のオカメインコにはみられず、ルチノー種だけにみられる特徴です。
このおはげの理由には諸説ありますが、今回紹介する理由は一番信憑性があるものとされている理由です。
ルチノーのおハゲは影響がある?
ルチノーのおハゲはインコ自身にまったく影響はありません。
もっと広範囲におハゲがあるのであれば、風邪をひきやすくなったりと健康面での影響が心配されますが、頭部の限られた範囲でなおかつ普段は冠羽で覆われていますのでほとんど影響はないようです。
遺伝子異常のひとつとして残ってしまった
オカメインコはノーマル種を原種として、さまざまな品種改良がされてきたインコです。
↑オカメインコノーマル種(オス)
ルチノーはオカメインコにあるメラニン色素が欠乏した種類で、いわゆる「変異種」です。
この変異種にさらに交配を重ね、品種として固定されたのがルチノーです。
メラニン色素が頭部に羽が生える遺伝子情報に何らかの関与をしており、メラニン色素がないため、頭部に羽が生える遺伝子情報も失われているという説が有力です。
また、同じルチノーでもオスメスでもおハゲ率に差があり、オスのほうがおハゲが多いとされています。
遺伝子って不思議ですね。
ルチノーのおハゲは個性!
頭部だけ換羽中のうちのオカメ、ルチノーハゲ部分もよりくっきりと…(;^ω^) pic.twitter.com/90VNiGzLNd
— まるひげ (@maruhige_km) 2016年1月13日
オカメインコのルチノーはノーマルに比べ健康面で弱いということもほとんどありません(若干日光浴に弱いですが個体差の範疇とも言われています)。
品種として固定されている昨今、ルチノーのおハゲは変異ではなく個性であるという人がとても多いですね。
おハゲもチャームポイントとして愛してあげてください。
まとめ
- オカメインコのルチノーは頭部におハゲがある個体が多いです。
- おハゲになる理由は諸説ありますが、有力なのは遺伝子異常ではないかということです。
- ルチノーは種として固定されているため健康面などの不安はほとんどありません。
いかがでしたでしょうか。
ルチノーのおハゲは遺伝子に何らかの関係があることで発生している説が有力です。
でも飼い主にとってはおハゲは可愛い可愛い個性のひとつです。
是非おハゲも一緒に可愛がってあげてください♪
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