気分が落ち込む、食欲がないなどの症状を示す「うつ病」。
実はインコもこの「うつ病」に似た病気を発症するといわれています。
インコのうつ病については謎が多く、多くのことが解明されていませんが、症状や対処法をまとめていきます。
インコもうつ病になるの?
症例が少ないため、人間で言う「うつ病」と明確に同じ病気と病院で診断されることはめったにありません。
しかし気分が落ち込む、元気がなくなるといううつ病に近い病気がインコやオウムに存在することが判明しています。
一説にはインコの多彩な感情と飼い主への愛情が複雑に絡み合っているからとも言われています。
インコのうつ病の症状
- 元気がなくなる
- 食欲がなくなる
- 呼びかけに反応しなくなる
- 活発さがなくなる、止まり木にずっととまってぼーっとしている。
インコの場合、何らかの体調不良や不調が絡み合っていることがあるので安易に精神的な病気になっていると判断するのは危険です。
病院に連れて行って体はどこも悪くないのに元気がない、というときはうつ症状を考え、改めて獣医に相談したほうが良いでしょう。
インコのうつ病の対処法
インコのうつ病(鳥類の場合「沈鬱状態」とも呼びます)は環境がかわったことなどでのストレスや飼い主に構ってもらえない、ずっと一人ぼっちであることが原因であることが多いです。
環境が改善されたり、構ってもらえる時間が増え、飼い主からの愛情を感じる事が出来たりすると改善されることがほとんどです。
特に中型~大型インコは仲間意識が強く、愛情を強く求めるタイプの子が多いです。
飼い主に構ってもらえず、飼い主に期待しなくなることは何よりもつらいことです。
最近あまり構っていないと思ってしまった人は、すぐにでもコミュニケーションをとってあげてください。
インコが飼い主に失望してしまうことほどつらいことはないはずです。
インコのうつ病の症状と対処法。あなたの愛鳥は大丈夫?まとめ
- インコにも人間で言う「うつ病」に似た症状を示すことがある。
- 主な症状として「元気がなくなる」「食欲がなくなる」「呼びかけに反応しなくなる」などが挙げられます。
- 飼い主からの愛情を感じることができたり、構ってもらえる時間が増えると改善される場合がほとんどといわれています。
- 別の病気が隠れている場合もありますので、症状が1週間以上続く場合は病院で診察を受けましょう。
いかがでしたでしょうか。
愛鳥の症状、普段の接し方に気になるところはありませんでしたか。
インコとの時間が作れずに放鳥やコミュニケーションがおろそかになっている人は、これを機会にたくさん触れ合うように心がけてください。
あなたには外に出れば娯楽あり友達がいると思いますが、インコにはあなたしかいないのです。
毎日ケージの中であなたのことをずっと待っている愛鳥に目を向けて時間をかけてあげてください。
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