「愛鳥のコザクラインコが寝てばかりいる」、「なんとなく元気がない」と感じたことはありませんか。
コザクラインコは雛でないかぎり、日中寝てばかりいることはほとんどありません。
・コザクラインコが寝てばかり、元気がない原因。
・元気がないときどうすればよいか。 について解説します。
コザクラインコが元気がない、寝てばかりいる原因
小鳥は自然界において、外敵から捕食されないようにするために、体調が悪くても元気にふるまおうとします。
したがって、もともと不調を見抜きにくい性質なのです。
そのため、飼い主が毎日のお世話から愛鳥の不調に気づいてあげなくてはなりません。
- ストレス
- 卵詰まり
- 換羽
- その他の原因
コザクラインコに起こりうる、これらの主な体調不良の原因について解説していきます。
ストレス
コザクラインコは、中型インコの中では、ストレスを貯めにくいインコといわれています。
しかし、飼い主を愛するあまり、留守番が多いなど、寂しさを感じる環境が続くと大きなストレスを感じます。
1日30分でも一緒に遊んであげるように心がけましょう。
旅行が多い、留守番の時間が長過ぎる環境ではストレスを貯めやすいので注意しましょう。
卵詰まり
卵や卵の一部が排出されず、体内で詰まってしまった上体です。
下腹部にふくらみができた、元気が急になくなった場合、この病気の可能性があります。
重症化すると落鳥する可能性が非常に高く、決して様子見せず、すぐに病院に連れて行きましょう!
卵詰まりは、たった半日、1日の様子見で命を落してしまう恐ろしい病気です。
check!インコの卵詰まりの症状と処置、予防方法まとめ 放置は危険!換羽
インコの羽根がよく抜けている、頭や体にツクツクした羽根が生えている、といったときは「換羽」に入っています。
羽根が生え変わることを換羽といい、この時期は体力を非常に消耗するため、体調を崩しやすい時期でもあります。
精神的にも不安定になり、イライラしがちになって飼い主さんに反抗したりするようになります。
放鳥を控え、栄養価の高い青菜・ボレー粉などをあげて保温し、体力の消耗をおさえて穏やかに過ごさせましょう。
換羽の時期はコザクラインコだと2週間~1ヶ月ほどかかります(個体差があります)。
※詳細はこちらもチェックしてみてください。
check!換羽の時期のインコは食欲不振&イライラ。時期と対策まとめ。
その他の原因
その他、コザクラインコにこういった症状や様子はありませんか?
- ずっとうずくまっている。
- 尾を動かして苦しそうな呼吸をしている。
- 嘔吐や下痢をしている。
- 餌を食べなくなった。
これらの症状を確認したら保温して、すぐに病院に連れて行きましょう!
インコは体重の減少、体温の低下は致命的です。
取り返しがつかなくなるまえにすぐに対処しましょう。
不調のインコの放置は、明日の保障はありません!
保温をしましょう!
愛鳥が元気がないようなときはまず保温しましょう。
鳥は体温を失うとすぐに体調を崩し、立て直すのが難しくなります。
29度~30度くらいに保温して(空気が通らない密閉状態にしないように!)病院に連れて行きましょう。
雛は寝てばかりで当たり前
生後1ヶ月~3ヶ月くらいまでの雛は食事の時間以外はほとんど寝ています。
眠ることで成長するので、食事以外はゆっくり寝かせてあげましょう。
雛の時期はかまいすぎると体力の消耗に繋がりますので控えましょう。
コザクラインコが寝てばかりいる、元気がない原因とやるべきこと!まとめ
- 体調がよくないインコの応急処置として、まず保温をしましょう。
- コザクラインコは寂しさに大きなストレスを感じます。毎日必ず遊んであげましょう。
- いつもと違う場合は大至急病院へ!
雛のうちは寝てばかりいるのは正常ですので、たくさん御飯をあげてたっぷり寝かせてあげてください。
成鳥の場合は何らかの不調が隠れている場合が多いので、注意深く観察、保温して病院に連れて行きましょう。
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