飼い主がいつものようにインコを触ろうとしたら怒って触らせてくれない、何があったんだろうと思うことがあります。
実はインコが触らせてくれないときは意外な心理が働いているのです。
今回はインコが触らせてくれない時の理由や心理に迫ってみたいと思います。
インコが触らせてくれない時の心理
- インコにとって触らされるのが嫌いな場所
- 換羽期でイライラしている
- 体調が悪い
- 嫌な思い出がある(トラウマがある)
インコが触らせてくれないときは主にどのようなとき、心理なのでしょうか。
様子見をしてよいものから、病院に連れて行く必要があるものまであります。
それぞれチェックしておきましょう。
インコにとって触らされるのが嫌いな場所
インコは、「尾羽」「翼」「胸元」あたりを触られるのを嫌がります(懐き具合などで個体差はあります)。
これらの部分を触ると嫌がったり、怒ったりするようになります。
インコが触られて嬉しい場所は、頭や頬などです。
頬を優しくなでてあげるとうっとりとしてくれるでしょう。
換羽期でイライラしている
インコは季節の変わり目などで羽根が生え変わる「換羽」という自然現象があります。
人間で言う衣替えのようなものです。
換羽はインコにとって大きなエネルギーを消耗するため、精神的にイライラするようになります。
この時期は触るのを嫌がったり、触ろうとするとかんできたりすることがあります。
インコ自身もイライラしてつらいので理解してあげてください。
※換羽の詳細はこちらをチェックしてみてください。
換羽の期間はインコの種類によって差があり、数日で終わることもあれば、数ヶ月と長い場合もあります。
体調が悪い
スキンシップやナデナデが大好きな愛鳥が、急に触られることを嫌がるようになった場合は病気や怪我の可能性があります。
インコだと骨折や打撲、内臓疾患、その他病気の症状が隠れているかもしれません。
愛鳥の様子がいつもと違うと思ったら、迷わず動物病院に連れて行きましょう。
嫌な思い出がある(トラウマがある)
人の手によって嫌な思い出を持ってしまったインコは、手が近づくだけで怖がり逃げてしまいます。
過去にインコを手で叩いたり、追い払ったりしませんでしたか?
インコは記憶力が高く、自分が感じた嫌な思いはずっとおぼえています。
こういったトラウマを解消するにはゆっくり信頼関係を構築しなおすしかありません。
気長に愛鳥のペースで修復していきましょう。
インコが触らせてくれない時の心理。実はこんな理由だった!まとめ
- それまで触らせてくれたインコが急に触らせてくれなくなったのには理由があります。
- 触られるのが嫌な場所、換羽時期、体調が悪い、嫌な思い出があるといった理由が考えられます。
- 触らせてくれない理由を探り出し、状況と愛鳥に応じたケアを心がけましょう。
愛鳥が急に触らせてくれなくなると悲しくなりますよね。
しかし大事なのは「なぜ触らせてくれないのか」を考えることです。
換羽などの生理現象なのか、どこか調子が悪いのか、理由をきちんと見分け、それに応じた対応を行いましょう。
様子見していたら危険な場合もあるのです。
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