インコ飼い主ばか、親ばかという言葉が愛好家の中であるように、インコの魅力にどっぷりハマっている人はとても多いです。
インコの魅力は本当に奥深くハマってしまいますが、度を越して「依存」になってしまうと問題が生じやすくなります。
今回はインコに依存している飼い主の特徴とデメリット、対処法をお話します。
インコに依存している飼い主の特徴
- ほかに趣味がない人
- 家で一人でいる時間が長い人
- 友人が少ない人
愛鳥が可愛くて可愛くてしょうがない、朝から晩までインコ♪という人も少なくありません。
しかし過度なインコ中心生活は実生活に影響が出てしまうかもしれません。
当てはまるものはありませんか?
ほかに趣味がない人
愛鳥と一緒に遊んだり、コミュニケーションをとるのはとても楽しい時間です。
インコとの時間が趣味という人も少なくないと思いますが、インコ以外の趣味がない人ほどインコとかかわる時間が増えていき依存が強くなってしまう傾向にあります。
家で一人でいる時間が長い人
専業主婦や一人暮らしの女性など、家で一人でいる時間が長い人ほど、インコへの依存が高くなる傾向にあります。
インコとの時間が長くなり、愛情を傾ける時間が長くなればなるほど、「わが子のように感じる」と母性を抱くようになるともいわれています。
友人が少ない人
友人関係が希薄な人は外とのつながりをあまり求めなくなるため、インコに愛情を向けていくようです。
特に自分が相手に注いだ見返りをタイプの人や承認要求が強い人は、周囲から見返りを得られない代わりにインコからの愛情を受けることで依存度が高まっていくといわれています。
インコに依存することのデメリット
インコに依存することで生じる一番のデメリットに「ペットロス」が挙げられます。
ペットロスとはペットとの死別によって、飼い主が「うつ傾向」「情緒不安定」「めまい」「無気力」「摂食障害」などに陥ることをいいます。
インコへの依存度が高ければ高いほど、このペットロスがひどくなり、社会復帰ができなくなったり、一生病院通いになるなどで社会問題にもなっています。
ペットロスの重さは普段のインコとのかかわり方も密接に関係しているのです。
check!ペットロスは鳥が一番辛い。インコの死から立ち直れない人へまた、インコも飼い主と過ごす時間が長くなるため、依存傾向にあるようになります。
少しでも飼い主がいなくなると姿を求めてずっと鳴き続ける「呼び鳴き」や、飼い主が外出中は全く餌を食べなくなるという問題行動もみられるようになります。
インコに依存しすぎないためには
インコに依存しすぎないためには、お互いの一人の時間を作り、愛鳥も一人遊びができるように自立を促すことが大切です。
飼い主さん自身も外に趣味を見つけ、いろいろな刺激を受けるよう意識するように心がけてください。
作ってみた
【インコ依存症】 pic.twitter.com/0BwWZRlBRS— 24 (@akikoha24) 2014年1月4日
インコに依存している飼い主の特徴とデメリット、対処法まとめ
- インコを大切に思う気持ちが過度になると「インコ依存」になってしまい、私生活や精神面に影響を及ぼします。
- 趣味がほかにない人、友達が少ない人、一人で家にいる時間が長い人がインコに依存しやすくなるといわれています。
- インコに依存すればするほど、死別時に陥る「ペットロス」はより重篤となります。
- 人もインコもそれぞれの時間を満喫できるように一人の時間に慣れていくことが大切です。
インコが大好きでたまらない私たちにとって「依存」という言葉になんとなく抵抗を感じてしまいますよね。
インコは愛する家族であって、ずっと一緒にいたいのは当たり前です。
しかし度を超えてそばにいることは「依存」になり、時としてお互いを不幸にしてしまいます。
これからの生活、そしていずれ訪れる死別、その後…。
お互いが1日でも幸せにいられるためにはどうするべきかを考えて生活を見直してみませんか。
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