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野鳥を拾ったら必ずやること総まとめ(スズメ/ツバメ/小鳥)

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春になり気温が暖かくなると野鳥の繁殖シーズンに入ります。

この時期に多いのが野鳥の雛が巣から落ちて保護をした、ということです。

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野鳥を拾ってしまったらまず何をすべきなのでしょうか。

知っておいてほしいことをまとめました。

野鳥の雛は基本的に触らない


屋外で野鳥の雛をみかけても、基本的には触ってはいけません。

落ちている雛の近くには親鳥がいる場合が多く、見守っている可能性が高いからです。

周りに人や外敵がいなくなったのち、雛のそばに寄り添っていきます。

雛が落ちていると思わず助けたくなりますが、ひとまず様子をみて、親の行動を見守りましょう。

野鳥の雛を拾ってしまった、保護してしまったら


怪我をしている、非常に弱っている、希少種である場合、保護が検討されます。

しかし保護してそのまま一般家庭で飼育することはできません。

野鳥の無許可の家庭飼育は違法になる場合が多いのです(市の条例によります)。

保護したら各都道府県の野生鳥獣保護担当機関に相談してください。

そこで許可が得られた場合保護をすることになります。

市町村によっては、提携している動物園や動物病院、ボランティアをしているところを教えてくれることもあります。

野鳥の保護が禁止されている理由

野鳥の保護が禁止されているのには理由があります。

環境省から出された「鳥獣の保護及び管理を図るための事業を実施するための基本的な指針」という基本指針の中に「愛玩飼養の取扱い」という項目があります。

そこに「愛玩のための飼養の目的で鳥獣を捕獲することについては、違法な捕獲や乱獲を助長するおそれがあることから、原則として許可しない。」とあります。

つまり、ペットとしての目的で捕獲されてしまうことにつながるため、不要な保護や過剰な保護は許可されないのです。

野生の生息数が減少し、生態系のバランスが崩れてしまう可能性があるためなのです。

まとめ

・野鳥の雛は基本的に拾ってはいけない
・巣立ちの練習をしている場合が多く、親鳥が近くにいる。
・衰弱している、希少種であるなど緊急性が高い場合は市の相談所に問い合わせた上で保護を検討する。

野鳥の保護は禁止されています。
雛を拾ってしまい、巣立ちまで保護したくなりますが、野生動物です。
成り行きを見守るしかありません。
極力自然のルールに任せましょう。

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