転がったり、ボール遊びをしたり、ほかの鳥とは一味違う魅力をもつインコ、ズグロシロハラインコ。
とても人に良く懐き、陽気で遊び好きで、ずっと見ていても飽きません♪
今回は、ズグロシロハラインコの飼い方と値段、性格、特徴、寿命をまとめました。
性格、特徴、寿命、値段
原産国 | アマゾン熱帯雨林等 |
寿命 | 20年~25年 |
お迎え平均価格 | 200.000円~250.000円(上昇傾向) |
大きさ | 約25.0cm~26.0cm |
ズグロシロハラインコは黒、白、緑、オレンジといった配色が綺麗で鮮やかなインコです。
鳥の中では珍しく、転がったり、ボール遊びをしたりというような独特の遊び方をします。
知能も高いので、ちょっとした芸も覚える芸達者な面も。
おしゃべりは不得意なほうで、会話や声真似よりも、遊んでいる様子をみて癒されるインコです。
性格
ズグロシロハラインコはとても活発で陽気な性格です。
スキンシップをとても求める鳥なので、毎日遊んであげる時間をしっかりとれる人にオススメです。
ボール遊びやかじり遊びなど、周囲にあるものすべてに好奇心をもって遊びたがります。
そのため、放鳥する前には危険なものは必ず遠ざけておく必要があります。
※インコにとって危険なものはこちらで確認してください。
その他、布に潜り込むこともあるので、誤って踏まないように気をつけましょう。
隠れるような布や毛布は放鳥する前に放鳥スペースから取り除いておくとより安全です。
他のインコに対しては、稀に攻撃的なタイプもいるので、他の鳥と初めて顔をあわせるときは相性をしっかり確認しましょう。
鳴き声
ズグロシロハラインコは飼い主を呼ぶ「呼び鳴き」と「おたけび」をあげるとき、非常に甲高く大きな声で鳴きます。
その体から出ているとは思えないほどの大きな声なので、防音対策は必須です。
金切り声に近いので、人によっては耳障りに感じるかもしれませんので、周囲への配慮と過剰なくらいの防音対策を行いましょう。
ズグロシロハラインコの飼い方
ズグロシロハラインコは遊び好きでスキンシップを多く求めます。
「鳥のような犬」とも言われるほどです。
ケージに入れっぱなしで、最低限のお世話だけというなら、このインコの飼育は向かないといえるでしょう。
- フードはバランスよく与える。
- 飼育環境(ケージやおもちゃ)を整える
- ふれあいの時間を多く作る。
- お迎え後最初の冬の保温はしっかりと!
これらについてひとつずつ解説していきます。
フードはバランスよく与える
中型インコ用のシードと専用のペレットを中心に、野菜や果物をバランスよく与えましょう。
カボチャやサツマイモといった野菜を好む個体が多いです。
果物は与え過ぎると肝心な主食を食べなくなり、栄養が偏るので、オヤツ程度にとどめましょう。
その他、与えたら身体に悪影響を及ぼすものが意外と多いので事前にしっかりチェックしておきましょう。
飼育環境(ケージやおもちゃ)を整える
ケージは中型インコ用の標準サイズのケージで大丈夫です。
遊び好きなので、おもちゃをいくつか用意して、ローテーションでケージに入れてあげると飽きずに楽しんでくれます。
床に転がるのが好きなので、床は綺麗な状態を維持しましょう。
おもちゃを手作りするときは、素材など、安全面に十分注意しましょう。
ふれあいの時間を多く作る
ズグロシロハラインコをはじめとする、シロハラインコ類はとても遊び好きです。
放鳥したら真っ先に飼い主に飛んでくるくらい、人間に良くなつき、濃厚なスキンシップ時間を求めます。
ふれあいタイムが少ないのは彼らにとってとてもつらいことです。
1日最低2回30分ずつの合計1時間は触れ合うようにしましょう。
また、噛む力が強く、噛み癖がつくと大変です。
しつけで直すことが可能ですので、コツコツ続けてみてください。
お迎え後最初の冬の保温はしっかりと!
ズグロシロハラインコは暑さ寒さには比較的強い鳥ですが、生まれて最初の冬は注意して保温しなければいけません。
28度くらいの室温を常に維持して快適な環境を提供してあげてください。
2回目以降の冬は、愛鳥の様子を見ながら徐々に冬の寒さに慣らす方向で問題ありません(全く保温をしないのは危険です)。
健康な成鳥であっても、ケージに布をかける、暖房をタイマーで入れるなどの保温は欠かさず行いましょう。
まとめ
- ズグロシロハラインコは陽気で明るく、スキンシップ大好きな性格です。
- 転がったりボール遊びをしたり、他のインコにないしぐさが魅力です。
- 遊ぶ時間をたっぷりとってコミュニケーションをとれる人におすすめです。
ボール遊びをしたり、ひっくり返し遊びをしたり、おもちゃでひっぱりっこしたり。
インコと多くの時間を触れ合いたい人にはズグロシロハラインコは最高のパートナーになってくれるでしょう。
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