オキナインコは手乗りインコやコンパニオンバードの人気に伴い、その人懐こさと高い知能で人気が急上昇したインコです。
国内でも繁殖が行われるようになり、ここ数年でオキナインコの知名度と愛好家はとても増えました。
今回はオキナインコのオスメスの性格の違いと性別の見分け方について解説します。
オキナインコのオスメスの性格の違い
オキナインコの共通する性格はとても飼い主に従順で、穏やかな性格であるということです。
しかし好き嫌いなど、自己主張はしっかりするので、メリハリがきいています。
おおまかにオスは遊び好きでアクティブにスキンシップを求める傾向が多く、メスはやや控えめでおっとりさんが多いです。
ずっと一緒に遊びたい、そばにいて欲しい!という人はオスを、コミュニケーションをとりつつ、穏やかな時間を愛鳥と過ごしたい!という人はメスがいいでしょう。
しかし、はっきりした性差はなく、個体差によるもののほうが大きいところもあります。
さびしがりなところもあるので、飼い主さんを求めて呼び鳴きをすることが多く、その声は甲高いので、しつけや防音対策が必須になります。
頭が良い鳥なので、構ってあげないとさびしさを感じ毛引きなどの問題行動を引き起こしやすい面があります。
鳥と接する時間をしっかりとれ、コミュニケーションをはかれる人に向きますが、留守がちの人にはやや不向きといえます。
オキナインコの性別の見分け方
オキナインコは雛、成鳥の両方とも、外見でオス・メスの区別はできません。
おしゃべりもオスもメスも同じくらいの能力です。
繁殖期になると、性別の差が出始めます。
メスは縄張りに敏感になり、噛みつく行動がでてきます。
産卵したらメス確定で、オスは求愛のダンスをします。
性別をちゃんと知りたい場合は、遺伝子検査による鑑別が必要です。
※ショップによっては鑑定済みの場合があります。
オキナインコのオスメスの性格と性別の見分け方(雛・成鳥)まとめ
- オキナインコは知能が高く、穏やかな鳥ですが、さびしがりなところがあります。
- 構ってあげないと毛引きや呼び鳴きなどの問題行動を起こしやすいので、鳥とたっぷり遊べる人向きです。
- 外見での性別判断は困難で、発情期の行動で把握するか、遺伝子検査で確定診断をする必要があります。
オキナインコはそのカラーバリエーションと穏やかな性格、知能の高さから人気が高まっているインコです。
知能が高い=寂しさを感じやすいので、1日最低30分は一緒に遊んだり、放鳥する時間をとるようにしましょう。
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