「ラブバード」の愛称を持つほど、人に対し深い愛情をしめすコザクラインコ。
コザクラインコは数十種類の色変わりがあり、地域やブリーダーによって名称も異なる場合があります。
代表的なものをお迎え価格と一緒に紹介します。
お迎えの参考や目安にどうぞ。
色変わりとは
コザクラインコは野生下では「ノーマル」のみです。
近年、愛好家やブリーダーによって色変わりが作出され、そのカラーバリエーションもコザクラインコの魅力になりました。
呼び方は地名やブリーダー、ショップによって若干の違いがあります。
色変わりは弱い?
よく「色変わりは病気になりやすい」「寿命が短い」といったことが言われますが、そのようなことはほぼありません。
野生化においてノーマルが多いのは、色変わりは目立ち、捕食されやすいためノーマル種が生き残った結果といわれています。
個体差もありますが、体質、寿命などはノーマルも色変わりも変わりありません。
他、コザクラインコを飼育する上での注意点はこちら!
お迎え前に一読を!
check!コザクラインコの飼育の注意点(鳴き声、噛み癖、放鳥、事故など)
種類とお迎え価格
コザクラインコには基本カラーの「ノーマル」をはじめ、実にさまざまなカラーが存在します。
貴重な色変わりほどお迎え価格は高価になる傾向があり、希少カラー=劣性遺伝が多いため繁殖には注意が必要です。
コンパニオンバードとして飼育する分には色変わりのデメリットはありません。
☆ノーマル
コザクラインコといえばこの色!
赤いお顔に緑色の体が、まるでクリスマスのように鮮やかです。
お迎え価格:7.000円~9.000円
☆ルチノー
ノーマルの緑色部分が黄色くなったものを言います。
画像の子は目がブドウ色なので「ゴールデンチェリー」になります。
お迎え価格:9.000円~15.000円
☆シナモン
全体的に薄いカラーになります。
オーストラリアンシナモンのオスは遺伝の関係上、ほとんど生まれません。
お迎え価格:9.000円~15.000円
☆モーブ/ダークモーブ
深緑色がかった、灰色っぽい羽根が特徴です。
お迎え価格:7.000円~12.000円
☆ホワイトフェイス
文字通り顔の白さが目立つ種類です。
(羽根の色などで、ホワイトフェイスと呼称しない種類もあります)
画像の子は羽根が深緑色なので「ホワイトフェイスモーブ」です。
お迎え価格:8.000円~14.000円
☆バイオレット
青みの強い色合いが特徴。
特に尾羽の美しさは秀逸です。
お迎え価格:7.000円~12.000円
☆シーグリーン
嘴の付け根がピンクで先の方が黄肌色が特徴。
頭部は薄い杏色になります。
お迎え価格:7.000円~12.000円
他にも…
灰色がメインの【グレイ】、
赤い羽根が混じる【レッド・サフィション】
スパングルのような模様が入る【グレイウィング】など本当に多種多様の種類がいます。
ボタンインコとの違い
コザクラインコは姿形がよく似ている「ボタンインコ」と間違われることがあります。
色合いもサイズもぱっと見似ているので、区別がつかないという人も多いのでないでしょうか。
コザクラインコとボタンインコの大まかな違いは下記のとおりです。
※個体差、カラーなどで多少異なる場合があります。
・コザクラインコのほうがボタンインコより若干大きい。
・ボタンインコは目の周りに白いリング模様を持っている。
【性質】
・ボタンインコはコザクラインコより神経質で臆病。
・コザクラインコは甘えで飼い主に依存する面がある。
こうやって比べると違いが結構あるのがわかります。
性格や性質は個体差や飼い主との関係にも関わってくるので一概にいえない部分があります。
check!ボタンインコの飼育方法・飼い方/性格/寿命/値段/特徴まとめ一覧総まとめ
- コザクラインコの種類は多種多様です。
- 日々新しい種類が愛好家から作出されています。
- 価格は15000円前後で落ち着く傾向にあります。
コザクラインコは模様の入り方、色の入っている部位などで非常に多くの種類に枝分かれします。
劣勢遺伝の色変わりもいるので巣引きを考えている人は事前によく調べましょう。
あなたにピッタリのコザクラちゃんに出会えることに願って!
☆お迎え前、お迎え後にどうぞこちらもお読みください^^
▽コザクラインコの雛の餌の量と餌の切り替えのコツ!
▽コザクラインコの雛の育て方、保温と一人餌まで。
▽コザクラインコの飼育の注意点(鳴き声、噛み癖、放鳥、事故など)
▽コザクラインコの噛み癖の矯正、治し方。
▽コザクラインコの病気の症状 吐く/あくび/下痢など注意点!
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