ヨウムやキバタン、タイハクオウムといった白色オウムをお迎えするにあたり、気になるのが「脂粉」。
大変細かい粉で、ケージ周りなど、いつも鳥さんがいる場所は真っ白になってしまうほど。
今回は、「脂粉」と「脂粉対策」についてまとめてみました。
脂粉とは?
キバタン、タイハクオウムなどの白色オウムやヨウムなどに特に多い粉状のもの。
鳥さんのフケのようなものです。
鳥さんがぶるっと身震いすると、細かい粉のようなものが飛びます。
これが脂粉です。
大型鳥ほど量は多くありませんが、オカメインコやコザクラインコといった中型インコも脂粉を出します。
脂粉は、粉羽(こなう)、粉綿羽(こなめんう)とも呼ばれます。
羽毛の防水や汚れ防止の目的があると考えられていますが、明確ではありません。
大変きめが細かく、毎日のように出てきます。
こまめな掃除が不可欠で、掃除を怠ると、たちまち飼育スペースに白い粉がつもり始めます^^;
脂粉が出ることは新陳代謝が活発で健康の証拠です。
脂粉が少なくなるとPBFDなどの重大な病気も考えられます。
※PBFDについてはこちらをどうぞ↓
インコの大敵!PBFDの症状と治療、予防策についてまとめ。
人間への影響
人間が脂粉を吸い続けると咳がとまらない、息苦しいといった、アレルギーのような症状にごく稀に見舞われたり、肺を悪くしてしまう事もありますので毎日の掃除が不可欠です。
インコ・オウムの脂粉対策あれこれ
脂粉対策には色々な方法があります。
☆ほうきとちりとりでこまめに掃除する。
掃除の基本です。
餌のお世話のときに一緒に掃除もする週間をつけましょう。
☆空気清浄機を導入する。
>>プラズマクラスター空気清浄機
☆ケージを覆うアクリルケースの購入。
>>アクリル・バードケージ (防塵&保温&防音)
これらに加え、ハンディクリーナーや、コロコロなどでこまめな掃除が大切です。
ヨウム、キバタン、タイハクオウム類の脂粉と脂粉対策まとめ
- 脂粉は鳥のフケのようなもの。
- 新陳代謝がさかんな証拠なので、健康な鳥さんであれば脂粉はでます。
- とても細かい粉なので、掃除がされない室内ではたまり続け吸い続けるのは鳥にも人にも悪影響。
- 空気清浄機や、アクリスケース、こまめな掃除で脂粉を除去しましょう。
脂粉はきちんと対策、清掃をしないと、人体に思わぬ被害がでることもあります。
脂粉アレルギーが出てしまい、愛鳥をなくなく里子に・・という悲しい事も稀にあります。
脂粉はインコの体調のバロメーターですが、しっかり掃除しておかなければなりません。
たかが脂粉、されど脂粉しっかり対策したいものです。
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