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インコの健康診断の値段/料金と頻度。お迎え時の小鳥は必須!

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インコの健康診断の値段/料金と頻度について。

インコの健康診断の値段/料金と頻度。お迎え時の小鳥は必須!

インコ/小鳥の健康維持や病気の早期発見のためにも、インコの健康診断は定期的に行いましょう。

特にお迎えのときは必須です。

どれくらいの費用なの?頻度は?といった疑問を解説していきます。

健康診断の内容と費用/料金

インコの健康診断の値段/料金と頻度。お迎え時の小鳥は必須!
健康診断でどのようなことをするのか、どのようなことがわかるのかをある程度理解しておくと、獣医さんの話もスムーズに入っていくでしょう。

主な健康診断の項目は下記のとおりです。

  • 身体チェック
  • 検便検査
  • そのう検査

鳥の検査項目にはこのほかに「血液検査」「レントゲン検査」などがありますが、特に血液検査はリスクが高い場合もあるため、病気の確定時などに行われます。

健康診断で行われることはほとんどありません。

身体チェック

体重や羽根のつやや生え具合、肉付きや爪の状態など、外見を中心にチェックしてくれます。

特に羽根の生え具合で重大な病気が隠れていることもありますので、非常に重要な項目のひとつです。

診察費用は1000円前後です。

検便検査

検便検査はインコのフンを顕微鏡で調べ、病原菌がいないかをチェックする検査です。

消化不良や胃腸の疾患、また中毒などの有無を判断することができます。

鳥は病院内で必ず排泄するとは限りませんので、検便検査を受ける際は直前の排出物をシーツごと持参するのも良いでしょう。

診察費用は1000円前後です。

そのう検査

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「そのう」とは、口と胃の間にある、鳥の食道の一部が大きく膨らんだ、食べた物を一時的に貯めておく器官です。

この器官が炎症を起こしたり、貯めた餌が腐敗しておこる「そのう炎」や食べた餌が胃に流れない状態になる「食滞(しょくたい)」は小鳥にとって致命的な病気になりかねません。

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そのう検査は鳥の口から細長い器具を挿入して、そのうの中の液体を採取して顕微鏡で病原菌の有無を調べます。

この検査はどの獣医さんでも行っているものではなく、鳥を診られる獣医さんが行える検査です。

診察費用は5000円前後です。

インコをお迎えしたらすぐに健康診断をしましょう

インコの健康診断の値段/料金と頻度。お迎え時の小鳥は必須!

インコをお迎えしたらできるだけその足で動物病院へ行き、健康診断を受けましょう。

そのため、インコのお迎えはできる限り午前中や午後の早い時間にするのがおすすめです。

インコの場合、診断してくれる獣医さんを探すのが大変です。

お迎え前に「インコの診察ができる」「そのう検査ができる」かかりつけの獣医さんを見つけておくと良いでしょう。

インコ「も」診られる獣医さんより、インコ「を」診られる専門性の高い獣医さんを見つけておくとより安心です。

また、万が一病気などが見つかった場合、獣医さんの診断書をとっておくことで、ショップやブリーダーさんによっては保障をしてくれる場合もあります。

お迎え前後の対応もしっかり確認しておきましょう。
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インコの健康診断の準備

獣医さんにインコを連れて行くためには下記の準備をしておきましょう。

  • キャリー:インコを入れて運びます。手に乗せて移動などは厳禁です。
  • 大きめの布/タオル:キャリーにかけて暗くし、インコを落ち着かせるのにつかいます。
  • ペットシーツ:キャリーの底に敷きます。フンなどをしたら、そのまま一緒に獣医さんに診せましょう。

動物病院には様々な動物が来院しています。

迷惑がかからないよう、インコのキャリーは飼い主さんの膝上、もしくは側面に置くようにしましょう。

足元にキャリーを置く際は、他の動物がいたずらしないか、覗き込んだりしないか気をつけてください。

インコの健康診断の頻度

インコの健康診断の値段/料金と頻度。お迎え時の小鳥は必須!

健康診断は、最低でも年2回がお勧めです。

春先や秋口が気温も安定し、インコの移動に負担がかからないのでオススメです。

しかし換羽が始まり体力が落ちている時は控えましょう。

それ以外にも、日々のお世話の中で「何かいつもとちがう」と思ったらすぐに病院に連れて行きましょう。

小鳥は特に病気を隠す生き物です。

飼い主が気づく(表面化している)時には病気が進んでいることもあるため、何か違和感を感じたら些細なことでも獣医さんに相談するほうが良いでしょう。

定期的な健康診断を受けることで、病気を早期発見できる可能性が高くなります。

早い発見は早い治療と、治療費用の軽減、そして鳥さんの負担軽減に大きく役立ちます。

インコの健康診断の値段/料金と頻度。お迎え時の小鳥は必須!まとめ

  • インコをお迎えしたときは、その足で必ず健康診断を受けましょう。
  • 基本的な検査項目は「全身チェック」「検便検査」「そのう検査」です。
  • 特に問題がないように見えても、最低年2回は健康診断を受けるようにしましょう。

お迎え直後の健康診断で助かった鳥さんはとても多いです。

それくらい雛や若鳥は感染などに弱く、病気に対する抵抗力も低いです。

定期的な健康診断が愛鳥の病気の早期発見と健康把握に役立ちます。

コメント

  1. ヒューズ より:

    参考になりました!ありがとうございます!

  2. あや より:

    とてもわかりやすくて参考になりました!これからもがんばってください!