「愛鳥と一緒に食事を楽しみたい」「同じ料理を食べて幸せにひたりたい」こういった飼い主さんはとても多いです。
しかし、人の食べ物をインコに与えることは厳禁とされています。
それはどうしてなのでしょうか。
今回はインコに人の食べ物 与えてはいけない理由3点をお話します。
1.味付けが濃すぎる
インコにとって人間の食事は塩分や糖分などすべての味付けにおいて濃すぎます。
たとえ減塩食だとしてもインコにとってはまだまだ濃すぎます。
インコには味付けをしていない専用のフードを与えましょう。
インコも「美味しいものが食べたい」という感情がありますから、味付けのご飯に慣れると通常のインコフードを食べなくなり、ますます健康状態が悪化してしまうでしょう。
2.同じ食器を使うことによる人畜共通感染症
インコと触ったら必ず手洗いをすることは飼育するために必須です。
インコと口移しをしたり、同じ食器で食事をするのは鳥クラミジア症などの「人畜共通感染症」にかかってしまう可能性があります。
特に抵抗力の低いお子さんやお年よりは重症化することがあります。
衛生的にも非常に良くありませんので、インコをはじめペットと同じ食器を使うことは絶対にやめましょう。
3.インコが食べられない食べ物が多い
インコにとって人間の食べ物の大部分は食べることができません。
ネギ類、ニラ類、チョコレート類、ごはん、パン、麺類など、人の食べ物のほとんどがインコにとってNGです。
食べ物によっては中毒症状を起こし治療をする間もなく落鳥してしまうこともあります。
すでにそこらじゅうで飼ってる人いるからそれが問題でどうこうなるってのはないと思うんだけどあの人たち100パーセント人間の食べ物あげると思うの。インコにもねぎ系とか余裕で食べさせてるし・・・
ダメって言ってもおいしそうに食べてるよ?とかいうもん・・・— ♡美人発見マシン♡ (@bijinhakken) 2018年10月4日
うちの父が何回言ってもインコに人間の食べ物与えるのやめない
むしろ私に隠れて食べさせてる
鳥にとって毒だ、これがどうしても理解できないらしい
可愛がる事と大事にすることは違うのがわからない人なんだろうな— キャベツみじんこ (@uwatorikusai) 2018年9月15日
インコに人の食べ物 与えてはいけない理由3点。必ず守って!まとめ
- インコに人の食べ物を与えてはいけません。
- インコにとって人の食べ物は塩分、糖分、でんぷんが多すぎるためインコにとっては悪影響です。
- ペットと食器を共有することは「人畜共通感染症」にかかるリスクが高くなります。
- インコにとって人間の食べ物のほとんどが危険な食べ物です。
いかがでしたでしょうか。
インコと一緒に同じものを食べたいというのは飼い主の自然な気持ちのひとつです。
しかし、インコは人間が持っていない細菌を体の中に保有しています。
それは人にとって悪影響であり、インコにとって人の食べ物は味付けが濃すぎること、身体に悪影響を及ぼすことがあるためNGです。
人は人、インコはインコだと節度ある距離を保って接することがインコと飼い主双方にとって健康的に過ごせるでしょう。
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