コザクラインコを飼育する前に知っておきたい注意点について。
愛くるしい仕草や一途な性格が大人気のコザクラインコ。
しかし、注意点がいくつかあり、それらを守らないと懐かない、攻撃的になる、もしくは事故に逢うといった思わぬトラブルになる場合があります。
今回はコザクラインコの鳴き声や噛み癖、放鳥や万一の事故など、お迎え前に知ってほしい注意点を解説します。
飼育の注意点
コザクラインコは愛情表現が豊かで、おしゃべりが好きなので鳴き声で愛情表現をします。
その声が甲高く、近隣への騒音になりかねないので、防音対策が必要です。
また、愛情を独り占めするタイプが多く、噛み癖もある子が多いといわれています。
特に注意する点は以下のとおりです。
- 甲高い鳴き声
- 噛み癖
- 放鳥時
- その他不慮の事故
それぞれの問題点と対処法について、ひとつずつ解説していきます。
甲高い鳴き声
コザクラインコの鳴き声は、甲高い声が多いです。
近くで鳴くと耳がキーンとしてしまうくらいです。
マンションや集合住宅、住宅密集地での飼育では、迷惑になることが多いので、防音対策をする必要があります。
主な防音対策方法として、ケージ周りをアクリルケースなどで覆う方法が一般的です。
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噛み癖
コザクラインコの噛み癖は、ヒナのころに甘噛みを許してしまい、それがエスカレートした結果であることが大半です。
愛情表現の一環として嬉しそうに噛むことが多いので、飼い主さんもどう対処すれば良いか困っている場合が多くあります。
まず、ヒナのころから甘噛みをさせない、噛んだら息を吹きかけてやめさせる(おもちゃで気をそらす)、やめたらすぐにオヤツをあげたりして十分にほめる。
これを毎回繰り返す必要があります。
噛み癖が治るにはかなりの時間がかかり、数ヶ月~年単位かかると思ったほうが良いでしょう。
放鳥時
コザクラインコはとにかくかじるのが大好き。
新聞や小物など、楽しそうなものがあればなんでもかじります。
特にスマートフォンや携帯ゲーム機などのコードをかじることが多いので、コード類は出してはいけません。
放鳥するときは、かじられたら困るものなどを隠して、飼い主の管理下のもとで行いましょう。
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事故
放鳥時に多く起こるのが事故です。
・放鳥を知らずに踏んでしまった。
・ドアに挟んでしまった。
・出していたチョコレートを誤って食べてしまった。
こういったケースはどれも飼い主の注意で防げる事故です。
コザクラインコをはじめとする体が小さいインコは、事故に遭うと致命傷になりやすいです。
事故に遭わないように徹底するのが最善の対策です。
放鳥するときは家族全員に伝える、常に鳥がどこにいるかを把握する(目を離さない)、人の食べ物を片付ける、ドアの開閉には気をつける、毛布などを踏まない(潜り込んでいることがあります)といったことを、家の人全員で徹底しましょう。
まとめ
- コザクラインコの鳴き声は甲高く、集合住宅地での飼育は防音対策が必須。
- ヒナの甘噛みを許すと噛み癖が強くなります。根気よくなおしましょう。
- 放鳥時はとても事故が多いのでかじられたらこまるものや、放鳥前の家族への周知の徹底をしましょう。
- 事故は基本的には人が気をつければ起こらないケースが大半です。
コザクラインコは愛情表現が豊かで、とても愛らしいインコです。
ものをかじったり、布にもぐったりと好奇心が旺盛な面があり、事故に遭いやすいインコでもあります。
鳴き声が甲高いため、近所迷惑になってしまい飼育継続が困難になってしまったケースも多々あります。
飼い主さんがしっかり管理・対処して、悲しい事故やトラブルを未然に防げるようにしましょう。
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