春から夏にかけてインコの雛をお迎えする家庭も増えることでしょう。
挿し餌時代から飼育した雛は、より人間を信頼し、よく慣れてくれます。
インコの挿し餌の作り方、やり方や食べないときの対処法をまとめてみました。
インコの雛のさし餌の作り方
※作り方は一例です。
【セキセイインコ、文鳥などの小型インコ】
容器にあわ玉を小さじ1杯入れ、お湯を1.5倍ほどの高さまで加えてひたします。
あわ玉がふやけてきたら、小松菜や大根葉の粉(専用のものがあります)を少々加えてよく混ぜ40度くらいになるまで冷まします。
【中型&大型インコ】
専用のパウダーフードに、お湯を加えて混ぜ、40度くらいになるまで、冷まします。
このときの硬さは、ややサラサラ感がある程度。
あまり粘度が高すぎると誤飲の原因になります。
インコの雛のさし餌の与え方
挿し餌は冷えると雛が嫌がりますので、湯銭などで40度前後をキープしつつ与えましょう。
あげるときは、市販のスプーンや、『育ての親』という専用スポイトをヒナの口まで入れて与えます。
あまり奥まで入れると喉を傷つけてしまいますので気をつけましょう。
インコが挿し餌を食べてくれないときの対処法
まず、なぜ食べてくれないかを考えましょう。
・ペットショップから連れてきたばかりで環境になじんでいない。
・ショップで使われていた挿し餌、挿し餌器具と違う。
・挿し餌が冷えている。
ペットショップから連れてきたばかりは環境の変化でどうしても餌の食いが悪くなります。
念のため、ショップで挿し餌をしてもらってから、連れて帰ると、少しでも空腹時間が減りますのでおすすめです。
ショップで与えていた餌(特にパウダーフード)、与え方、時間、挿し餌器具などを教えてもらい、できる限り同じ環境にするように心がけてみましょう。
他、切り替えタイミングについてはこちらもご覧ください。
check!インコ/オウムの雛の一人餌切り替え時期と体重の見方
インコの雛の挿し餌の作り方・やり方、食べない時の対処法まとめ
- 挿し餌は鳥の種類に合わせて、選び、作りましょう
- 挿し餌の温度は人肌くらいにしましょう。冷えると食いつきが悪くなります。
- 「育ての親」は喉に入れすぎないようにしましょう。
- 食べない時は餌の温度や、器具、餌の種類を見直してみてください。
インコはとても敏感で、環境はもちろん、餌の器具ひとつ違うだけでも餌の食べが悪くなることがあります。
それは多くの雛にみられることなので、ショップ、獣医とよく連絡を取り合いじっくり解決していきましょう。
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