お迎えしたばかりのコザクラインコの雛が思うように挿し餌を食べてくれない時は本当に心配しますよね。
実は、挿し餌を食べないのには理由があり、その理由を解決しない限り、絶対に食べなくなります。
今回はコザクラインコの雛が餌/刺し餌を食べない理由と対処法を解説していきます。
雛が挿し餌を食べない原因
まず、何故コザクラインコの雛が餌を食べてくれないのか、その原因を探りましょう。
以下の点に思い当たるところはありませんか。
- ペットショップから連れてきたばかり(環境になじんでいない)。
- 挿し餌、挿し餌器具、与え方がショップと違う。
- 挿し餌が冷えている。
- 何らかの病気が隠れている。
これらの点がひとつでも該当すると、雛は餌を食べなくなる可能性が高くなります。
インコの雛の空腹は半日放置すると全身状態が悪化しますので、様子見をせず、早急に原因をみつけるようにしてください。
心配な点はお迎えしたショップにどんどんききましょう(ショップの人もそう言ってくれるはずです)。
雛が挿し餌を食べない時の対処法
コザクラインコの雛はとても敏感です。
それまで過ごしていたショップから新しい環境に変わったことで緊張してしまい、食べなくなることがあります。
しかし、そのまま食べないままだと危険なので、状況に応じて対処する必要があります。
- ショップで挿し餌をもらってから連れて帰る。
- 挿し餌、挿し餌器具、与え方をショップにあわせる。
- 挿し餌をあたためる。
これらの対策について、次に解説していきます。
ショップで挿し餌をもらってから連れて帰る。
ショップから連れてきたばかりの少なくとも数時間は、緊張して食欲が無くなる場合があります。
空腹になりすぎないよう、ショップから挿し餌をもらってから帰りましょう。
雛の育ち具合でも変わりますので、次の挿し餌の時間、現在の挿し餌の時間をショップから確認するのが確実です。
挿し餌、挿し餌器具、与え方をショップにあわせる。
挿し餌の器具が違うだけで食いが違う雛はかなりいます。
ショップで使っている挿し餌器具を教えてもらい、お迎えと一緒に一式そろえましょう。
挿し餌をあたためる。
コザクラインコの親は、雛に自分が食べた餌を半分消化した状態で吐き戻して与えます。
そのため、冷えた挿し餌や作り置いた餌は雛はほぼ食べません。
特に作り置いた餌は衛生上にも非常に良くありません。
挿し餌は食べさせる直前に作り、余ったら次に使わず捨てましょう。
挿し餌は人肌に温めて与えましょう。
与えている途中で冷えてきたらその都度温めてあげてください。
雛が刺し餌を食べない理由と対処法まとめ
- 環境に慣れていないと食いが悪くなります。
- 挿し餌の器具や与え方がショップと違うと食べなくなります。
- 与える挿し餌の温度は人肌くらいを維持しましょう。
コザクラインコの雛はとても繊細です。
環境や挿し餌の器具、温度が少し違うだけで食欲がガラリと変わります。
ショップで与えている挿し餌、器具、時間帯を予め確認して、大きな変化がないようにしましょう。
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