インコはいろんなモノを、かじかじするのが大好き。
かじることで色々な事を学習するので、噛み癖をとめることはとても難しいです。
しかし、噛んで良いもの、悪いものを覚えて貰うことはとても重要です。
今回は噛み癖とおもちゃを使った治し方をまとめてみました。
愛鳥が噛む理由を考える
インコはどういったときに噛むのでしょうか?
インコは意外にも縄張り意識がはっきりしている生き物。
ケージ=自分の家と認識しているインコさんほど、ケージに手を入れられるのを嫌がる傾向があります。
また、指で嘴を軽くつつくのは、鳥にとって噛まれてるのと同じです。
「ひな鳥や若鳥のケージに指を入れると、警戒心と噛み癖が付きやすい」のはこの理由からです。
また、発情や、病気、環境で、身の危険を感じている時も噛む傾向が強くなります。
愛鳥の噛み癖を解消するには?
インコは噛むことが仕事、噛んで周囲の状況や物の感触を確かめたりします。
そのため、噛むこと自体を禁止したら、インコにとっては大きなストレスになります。
噛み癖を解消するためには、「噛んでも良いもの」を別に与えることがポイントです。
インコが噛むそぶりをみせたらおもちゃを与えましょう。
一緒に遊んでいて噛みそうなそぶりを見せたら、代わりに噛んでも良いおもちゃを与えましょう。
カジカジ欲求をゼロに抑えるのはインコが大きなストレスを、心に抱えることになりまた不可能に近いことです。
なので、噛んでも良いおもちゃを与えましょう。
ちょっとした木製おもちゃで十分です。
このとき、羽根や羽毛をおもちゃ代わりにするのは厳禁!
羽根遊びが発展して毛囓り、毛引きの原因になります。
※毛引きに関してはこちらをチェックしてみてください↓
check!オウム、インコの毛引き症の原因、治療と対策を考える
愛鳥との立場を見直す
愛鳥がケージからでたいと、要求したらすぐに出したり頭や肩にのせたりしていませんか?
信頼関係ができていないうちに愛鳥の言いなりになったり、頭や肩に乗せて飼い主より愛鳥を上の目線におくと、たちまち愛鳥はあなたを下にみてしまうでしょう。
そのために噛み癖が出てくる場合があります。
愛鳥と友達でいたいのであれば、常に飼い主のあなたが愛鳥をリードしてあげる心強いパートナーでいる必要があります。
信頼関係がきちんと構築されるまで、
・ケージから出して欲しい要求にすぐ応えない。
・頭や肩に乗せない。
これらを根気よく続けることで、インコが人間と自分の立場を再認識し、噛み癖が収まったケースも多いのです。
インコの噛み癖の原因と対処法まとめ
- インコにとって噛む事は感触を確かめたりする大切な行動です。
- 噛む事をやめさせるのではなく噛んでもよいものを与えるようにしましょう。
- 羽毛をおもちゃにさせない。毛引きの原因になります。
- 愛鳥との立場を見直す。要求になんでもすぐ応えていませんか?
インコの噛むという行動はとても自然なこと。
しかし、人間と暮らす上で人にかみついたり、何でも口にしては大変です。
囓っても良いモノをあたえ、ストレスを軽減させてうまく付き合いましょう。
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