コガネメキシコインコの噛む力は強く、噛み癖になると流血沙汰になりかねない面があります。
実はコガネメキシコインコの噛み癖には理由がきちんとあり、しつけには効果的なコツがあります。
今回はコガネメキシコインコの噛み癖のしつけ方法について紹介します。
コガネメキシコインコが噛む理由
コガネメキシコインコが噛む理由はいくつかあります。
・お迎えしたばかりで環境になれていない。
・嫌なこと、怖いことがあった。
・飼い主が反応してくれた、構ってくれた。
・飼い主よりえらいと勘違いしてしまった。
これらが噛むきっかけになり、何らかの反応を経て、癖になってしまったパターンが大半です。
それぞれ対処法を紹介します。
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お迎えしたばかりで環境になれていない
お迎えしたばかりのときは噛みが目立つことが多くなります。
環境が変化し、新しい飼い主さんが信頼できる人、安心できる人だと認識するまで、ついつい攻撃的になってしまうようです。
ストレスもたまりやすいので、お迎えして一週間ほどは放鳥を減らして、お世話を通して新しい環境と家族の顔を覚えてもらうようにしましょう。
家族の顔を覚えて環境になれたら少しずつ収まってきます。
嫌なこと、怖いことがあった。
インコにとって大きな音や突然の光は、恐ろしいもの、怖いものと認識して噛み付きにかかることがあります。
インコは穏やかな環境を好みます。
家族の団らんくらいなら問題ありませんが、花火の音やフラッシュの光といった大きな音、激しい光を直接経験させないようにしてください。
飼い主が反応してくれた、構ってくれた。
噛まれてしまったとき「痛い!」「やめて!」と声をあげて反応するのは良くありません。
声をだして反応すると、インコは「飼い主さんがこっちに注目してくれた!→噛んだら反応してくれるんだ!」と学習してしまい、何度も行動を起こします。
その結果、噛み癖として定着してしまうのです。
噛まれたときは声を出さず、フッと息を吹きかけて叱るか、遊びを中止して、それまでの笑顔を無表情にして無言でケージに戻しましょう。
「噛んだら楽しい事終わる、飼い主さんが急に反応しなくなっておうちに戻されてしまう」「噛んだらつまらなくなる」と学習させることで、噛み癖が収まっていきます。
数回では学習しないので、何度も根気良く続けることが大切です。
飼い主よりえらいと勘違いしてしまった。
インコのケージを飼い主さんの普段の目線と同じ、もしくは目線より高い位置においていませんか?
インコが飼い主より常に上の位置にいる生活が続くとインコは「わたしは飼い主より上!」と立場を誤解し、ワガママや噛み癖が出てしまいます。
普段から愛鳥の目線が飼い主より下になる様な位置にケージを設置しましょう。
コガネメキシコインコが噛むとき/噛み癖のしつけ方法!まとめ
- コガネメキシコインコはアゴの力が強いので、噛み癖の放置は危険です。
- ケージの位置や、騒音などの環境で噛み癖は悪化も改善もします。
- 知能が高いので成鳥でも十分しつけが可能です。
コガネメキシコインコは知能が高く、飼い主さんと自分の立場をよく観察しています。
噛み癖の原因を探った上で対策をしましょう。
やみくもに叱るのは絶対にやってはいけません。
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