オカメインコの平均寿命は大体20年前後といわれています。
できることなら、愛鳥も平均寿命以上は生きて欲しいものですよね。
今回はすぐに実行できるオカメインコの平均寿命を伸ばすポイントをまとめてみました。
他の鳥さんにも当てはまるので参考にしてみてください。
オカメインコの寿命を延ばす3つの方法
オカメインコの寿命を延ばすためには、餌と水がしっかりされているのは大切ですが、それだけでは不十分です。
適切な健康管理と飼い主さんとのふれあいで心身ともに健康に長生きできるようになります。
- 食生活のバランス
- 定期的な健康診断
- 飼い主さんとの濃密な日々
これら3点が不可欠です。
それぞれ詳細を順に解説していきます。
オカメインコの食生活のバランス
シードやペレットだけでなく、野菜を毎日与えることが大切です。
糖分過多にならない程度に、つめの先程度のフルーツを週一回ほどあげるのも効果的です。
※糖分過多になると肥満や病気の原因になります。
シードも実のしっかり詰まった良質なものを選んで与えるようにしてください。
定期的な健康診断
インコは野生下では捕食される立場にあり、弱っているところをみせると外敵に狙われるということから、病気や不調を隠す本能がある生き物です。
体調が悪いのが表面にでるようになると、病気や不調が悪化していることが実は多いのです。
できれば半年に1回、最低でも年1回は健康診断を受けさせましょう。
全身チェック、そのう検査、フンの検査を、しておきたいものです。
そのほか、「餌の減りが悪い」「隅でうずくまっている」「羽根が多く抜け出した(生えてくるのが遅い)」「頭を上に向けて呼吸している」など、いつもと違うことがあれば、様子見をせずにすぐに病院につれていくようにしてください。
様子見をするとたいていの場合は悪化、取り返しのつかないことになりやすいです。
医療費用などに関しては、こちらもお読みください。
check!インコの飼育費用、入院、検査などにかかる費用まとめ
オカメインコの種類と基本的な性質についてはこちらをあわせてどうぞ。
check!オカメインコの種類とお迎え価格
飼い主さんとの濃密な日々
これが一番大切です。
オカメインコはとても寂しがりやで人間が大好きです。
栄養のある餌と新鮮な水、快適な飼育環境が提供され、どんなに身体が健康でも、心が健康でなければ長生きできません。
声をかけ、手に乗せて、触れ合う時間を毎日少しでも作ることが心身ともに健康的なインコを育てます。
1日最低1回、1時間の放鳥時間を作り、飼い主さんや家族との楽しい時間を毎日作るようにしてあげてください。
手乗りになった鳥にとって、ケージにずっと閉じ込められているのは何より辛いことなのです。
どれだけ密度ある大事な時間を愛鳥と一緒に過ごせたかが、オカメインコの長生きに繋がります。
オカメインコの寿命を延ばす3つの方法!ルチノーやアルビノにも効果あり!まとめ
- オカメインコの食生活を見直し、餌を探す楽しみを取り入れた給仕を心がけましょう。
- 定期的な健康診断を必ず受けさせ、日々の違和感は放置せずにすぐに病院につれていきましょう。
- 飼い主さんとの濃密なふれあいは手乗りオカメインコにとって何よりの精神的しあわせです。
食事と、健康、衛生管理に気をつければインコは長生きするでしょう。
しかしそれだけでは長生きであって、幸せかどうかはわかりません。
折角、縁があって、家族になった愛鳥。
毎日のお世話の中で濃密な時間を共有することが、幸せで長生きさせるポイントです。
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