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インコ、オウムのお迎え時「訳有り」「爪落ち」とある鳥さんについて。

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インコやオウムをショップで見かけたとき、時折「訳有り」、「爪落ち」といった表記がされており、値段がとても安くなっている個体がいるときがあります
インコ、オウムのお迎え時「訳有り」「爪落ち」とある鳥さんについて。
こういったインコはお迎えして大丈夫なのでしょうか?

わかる範囲で情報をまとめました。

「訳有り」「爪落ち」の意味

インコ、オウムのお迎え時「訳有り」「爪落ち」とある鳥さんについて。
文字通り、
・アゴがゆがんでいる。
・爪が何本かない(ツマ傷といわれます)。
・羽根が抜けている。

など、何らかの原因で健康な同種と比べ、何らかの問題を抱えているインコたちのことを言います。

ここでは良く見かける訳ありのパターンを紹介します。

アゴ(くちばし)のゆがみ

原因として、
・ポンプでの挿し餌によるゆがみ。
・生まれつきのゆがみ。

が考えられます。

特に生まれつきの場合、くちばしだけでなく、体全体にゆがみが生じてくることがあります。

心配な場合は、鳥さんの出所や近親交配ではないかなど、よくショップに確認しましょう。

特に体のゆがみは、成長につれて大きくなるケースが多いです。
インコ、オウムのお迎え時「訳有り」「爪落ち」とある鳥さんについて。

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爪の欠け

爪落ち、ツマ傷とも言われます。

他の鳥にいじめられた、どこかに挟まって、外れてしまったといった、ケースがほとんどです。

また、爪周囲の衛生状態が悪く、脱落する場合もあります。

普通に飼育する分には問題ありませんが、複数の爪落ちは握力に支障がでるので、止まり木のサイズや高さを工夫する必要があります。

繁殖に使う場合は交尾がうまくいかなくなる原因になります。

羽根が抜けている。

ストレスによる毛引きによるものが多いですが、稀に、PBFDといった病気で羽根が脱落している個体がいます。

頭など、くちばしが届かない、部分の羽根がない、羽毛がほとんどみられない個体は要注意です。

また、PBFDの疑いがある鳥がいるお店の鳥のお迎えは感染の可能性を考え控えましょう。

鳥さんをすでに飼育している方は、帰宅後鳥さんに触れ合う前に手洗い消毒、着替えをして、感染を防ぎましょう。

PBFDに関してはこちら↓
■インコの大敵!PBFDの症状と治療、予防策についてまとめ。

インコ、オウムのお迎え時「訳有り」「爪落ち」とある鳥さんについて。まとめ

・「訳あり」…理由をしっかりと、ショップにきいておくこと。特に近親交配や、体のゆがみをチェック。
・爪落ちは普通の飼育には問題なし。
・羽根の脱落は病気の疑いも。
・感染を考えそのショップでの鳥さんのお迎えは、慎重に。

訳ありの鳥さんは、通常の半額程度でお迎え価格が設定されていることがほとんどです。

お迎え価格が安くても、通院費用などでかなりかかることもあります。

最後まで飼育できるのか、治療の費用は大丈夫かしっかり考えた上でお迎えを検討してください。

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