急な用事や出張、冠婚葬祭などで遠方に行かなければいけなくなったとき、インコを預けなければいけません。
そのときの預け先の一つとして挙がるのがペットホテルですが、実はペットホテルはインコにとって大きなストレスになることもあります。
飼い主と離れる寂しさ、知らないところで過ごす不安、様々な要素がストレスになってしまうでしょう。
今回はインコをペットホテルに預けたときに感じるストレスと対処法についてみていきましょう。
インコをペットホテルに預けたときに感じるストレス
- 環境が変わってしまったこと
- 大好きな飼い主がいないこと
- 知らない人がいること
ペットホテルに預けられたインコは主に上にあげたようなものでストレスを感じます。
特にインコは環境の変化に敏感で、神経質で知られるヨウムや、臆病なオカメインコは家の部屋の配置が変わっただけでストレスになることもあるくらいです。
それではペットホテルに預けることで実際にインコがストレスを感じてしまう例を紹介していきます。
環境が変わってしまったこと
インコは慣れない環境に居るだけで、ストレスが溜まってしまいます。
好奇心旺盛なウロコインコやコガネメキシコインコ、ローリー類は順応しやすい傾向にありますが、大半のインコやオウムは環境の変化に食欲が落ちたり元気がなくなったりすることもあるようです。
大好きな飼い主がいないこと
人によく慣れたインコは、人に依存するくらいベタ慣れになっていることが多いため、飼い主がいなくなることは大きなストレスになります。
ひどい場合、再び飼い主の顔をみるまで飲まず食わずという子もいる(オカメインコに特に多いです)ようです。
知らない人がいること
日ごろ家族と一緒に過ごしているインコにとって、ペットホテルの従業員は全く知らない人です。
インコにとって知らない人ばかりに囲まれて過ごすことは大きなストレスとなります。
ケージに近づいてくるだけ、エサを交換するだけでも怖さと不安を感じてしまうでしょう。
インコのペットホテルでのストレスを軽減する方法
- 多くの人に慣らしていく
- インコの習性をよく理解したペットホテルを選ぶ。
インコのストレスを軽減させるには日ごろからペットホテルでの環境に慣らしたり、知らない人とのかかわりを増やしていくことですが、インコにとってはこういった慣らしも大きなストレスになりかねない場合があることを知っておきましょう。
インコの習性、扱いに熟知したペットホテルは少ないですが出来る限りインコにあったペットホテルを探すようにしてください。
飼い主がいないことで食べなくなる、ストレスが大きいといったインコはまず留守番を上手にさせるところから始めることが大切です。
インコをペットホテルに預けたときに感じるストレスと対処法まとめ
- インコにとって環境が変わること、周囲の人が変わることは非常に大きなストレスになります。
- 手乗りインコは人に依存するほどベタ慣れになるため、飼い主がいないことになれていません。
インコは環境の変化に弱く、ストレスを感じやすい傾向にあります。
ペットホテルに預ける前に、愛鳥にどれくらいストレスがかかってしまうのか想定し、少しでもストレスのかからない工夫をしましょう。
実際にペットホテルに預ける際は、見学やホテルができるインコについてのサービスを確認するようにしておいてください。
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