インコを飼っている中で長期不在にならなければならないときが何度かあります。
そんな中で利用することになる、ひとつの方法がペットホテルです。
しかしペットホテルは、かなり事務的なところが多いのが現状です。
今回はペットホテルに預ける前に飼い主がやっておくことをまとめてみました。
インコをペットホテルに預ける際の不安材料
インコをペットホテルに預ける際、下記にあげたようないくつかの不安要素があります。
- 環境変化による不調。
- ペットホテルには犬猫がいる可能性。
- とっさの対応への不安。
これらは「鳥専用ペットホテル」ではない限り、改善されることは難しい要素です。
少しでもリスクが低いホテル、対策をとっているところを探すしかありません。
1:環境変化による不調
インコをペットホテルに預ける場合、以下のリスクがあります。
・環境変化によるストレス、食欲低下。
・パニックでケガをする可能性。
特に環境変化によるストレスは、多くのインコが経験します。
お世話をする人も、環境も変わるので、食欲不振から体調を崩す可能性があります。
2:ペットホテルには犬猫がいる可能性があります。
ペットホテルは鳥だけでなく、犬、猫などもいます。
鳥は犬猫より力が弱く、鳥にとって、犬猫は脅威に映ります。
例え、ホテル側で犬猫の姿が見えないように配慮されていても、声やにおいでストレスになります。
3:とっさの対応への不安
インコは犬や猫に比べ、パニックを起こしやすい動物です。
パニックを起こした際のケガなどに、きちんとした対応をしてもらえない場合があります。
インコをペットホテルに預ける前に飼い主がやっておく2つの事。
インコをペットホテルに預ける前に、いくつかやっておかなければいけないことがあります。
事前に情報を集めておくことで、愛鳥に向いているホテルかどうかを判断することができます。
特にこれらの点をやっておきましょう。
・事前にペットホテルを下調べしておく。
・滞在中のお願いは詳細に伝える(メモを用意する)
詳細を解説します。
1:事前にペットホテルを下調べしておく
大切な愛鳥を預けるペットホテル。
ペットホテルのサービスは、完全に店によって全くことなります。
完全に鳥だけの部屋で放鳥までお世話してくれるペットホテルもあれば、餌や水、敷き紙交換などの最低のお世話しかしないところもあります。
事前に周辺のペットホテルを確認をして、どこまでお世話可能かスタッフが鳥についての知識や理解がどこまであるか、把握しておきましょう。
預ける用事ができてからでは遅いです。
飼育を始める前に、かかりつけの獣医と一緒に先に決めておきましょう。
2:滞在中のお願いは詳細に伝える(メモを用意する)
飼い主さんが当たり前にやっているインコのお世話を、ペットホテルの人がやってくれるとは限りません。
むしろ、「ペットホテルは頼んでいないことはやってもらえない。」と思うべきです。
「敷き紙を毎日変えて欲しい」
「小松菜は昼過ぎには取り出して」
「放鳥時間は・・・」
等、飼い主さんの希望は、どんな小さなことでもしっかり伝えておきましょう。
メモにまとめて渡しておくと便利です。
これを拒否したり、嫌々するようであれば、次回から利用するべきではありません。
※ペットシーツ(敷き紙)や滞在中の食料、おやつなどは、各飼い主さんが予め用意するのが前提です。
特にオカメインコや、大型インコは環境の変化に特に敏感。
少しでも環境変化で体調を崩さないよう、最低限やって欲しいことは、お願いしておくほうが安心です。
あくまで「最低限やって欲しいこと」を簡潔にまとめて伝えましょう。
インコをペットホテルに預ける前に飼い主がやっておく2つの事まとめ
- 事前にペットホテルを下見しておきましょう。
- 預ける機会が来てから、ペットホテルを探すのは遅いと心得ましょう。
- 飼育前にかかりつけ獣医を決める時に決めましょう。
- 「頼まないことはやってもらえない」と肝に銘じましょう。
ペットホテルは、文字通りペットを預かってくれる「だけ」の施設です。
犬や猫なら散歩などを、普通にやってくれる施設もありますが、インコの場合は放鳥もしてもらえない場合があります。
鳥類の知識が乏しいスタッフであることも多くあります。
最低限やって欲しいことをしっかり伝えて預けましょう。
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