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インコは人間の言葉や会話を理解しているの?驚くべき理解力!

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鳥類は頭が良くないと昔から言われていますが、実は非常に知能が高い生き物です。

インコは人間の言葉や会話を理解しているの?驚くべき理解力!

よく教え込めば犬のように芸をすることもできますし、飼い主の感情や言葉をよく感じ取り、理解した上で反応することが研究で明らかにされてきました。

今回はインコがどれくらい人間の言葉や会話を理解しているのかについて紹介します。

インコは人間の言葉や会話をどれくらい理解しているの?


インコはものまねやおしゃべりが上手く、理解力も高い生き物ですが、人が言葉を理解しているのと同じ理解度で理解をしているかというとそうではありません。

インコが飼い主の言葉を真似たり、おしゃべりをしたりするのは、「まねることでよいことがあった」「仲間意識をはぐくむため」というのが主な理由です。

必ずしも言葉一語一語を理解してしゃべっているわけではありません。

そのときの状況で発せられる音を覚え、発語しているのです。

たとえば、電話の音がなれば「モシモーシ」と言ったり、飼い主が玄関の近くに行けば「イッテキマース」と言うのはそういうことです。

しかしながら、そういった状況と音を結びつけることができるのは知能の高さの裏返しであることは間違いありません。

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インコやオウムは知能が高い。ヨウムのアレックスが教えてくれたこと

インコは人間の言葉や会話を理解しているの?驚くべき理解力!
アメリカのアイリーン・ペッパーバーグ助教授が研究していたヨウムのアレックスは、世界一知能の高い鳥として有名でした。

アレックスは50の物体、7つの色、5つの形を認識し、数を6つまで数えることができました。

驚くべきことに「ゼロ=なにもない」の概念も理解していました。

残念なことに2007年に31歳で亡くなってしまいましたが、鳥の知能の高さを私たちに教えてくれたのです。

アレックスくんの公式サイトには下記のような追悼文が残されています。

「彼は『オウムは人の言葉を無意識にまねるだけ』という固定観念をくつがえしてくれた。彼は大いなる遺産を残した。鳥の心に対する一般概念を変えただけでなく、バカを表す『bird brain(鳥の脳みそ)』という言葉への認識も変えたのだ」

※アレックスくんについてはこちらでもお話していますので、あわせてどうぞ。

ヨウムの知能は5歳児並!アレックスの動画と最後の言葉は感動
ヨウムは外見は地味ですが、知能が非常に高く、5歳児並の認識能力を持つ鳥といわれています。 その中でも「アレックス」は有名です。 アレックスは鳥も人間と同じ思考、感情を持っていることを教えてくれました。 Youtube動画の紹介と最後の言葉をまとめましたのでご覧下さい。

インコは人間の言葉や会話を理解しているの?驚くべき理解力!まとめ

  • インコは人間の言葉や会話を必ずしも理解しているわけではありません。
  • 状況ごとに生じる音や会話を記憶し、しゃべっている場合が多くあります。
  • インコが人間の言葉や音をまねるのは仲間意識やまねたことでよいことがあった経験からです。
  • ヨウムのアレックスは物体や色、数を理解し、鳥の知能の高さを世界にしらしめた素晴らしい鳥です。

おしゃべりが上手なインコは、飼い主さんの愛情をこめた反復練習の賜物です。

言葉の意味すべてを理解することは難しいといわれていますが、飼い主さんの感情、愛情を敏感に感じ取りそっと寄り添うその姿は言葉の理解力を超えていとおしい存在であることは間違いありません。

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