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インコと一緒に引っ越す時に注意すること。ストレスを与えないコツ。

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転職や異動などで引越しになってしまい、インコと一緒に引越しをする場合がでてくると思います。

インコと一緒に引っ越す時に注意すること。ストレスを与えないコツ。

引越しはインコにとって環境がガラっと変わるためストレスになりやすいというデメリットがあります。

今回はインコと一緒に引越しするとき、守ってほしい注意点を解説します。

1.インコの部屋にはダンボールを置かない

インコと一緒に引っ越す時に注意すること。ストレスを与えないコツ。

インコは環境の変化に非常に敏感です。

引越しのために荷物をまとめるダンボールがどんどん増えていくのは、インコにとって「環境の変化」にうつります。

そのためストレスを感じる可能性が高いため、引越しで使うダンボールなどはインコの部屋に積み上げないようにしましょう。

ダンボールを積み重ねた部屋での放鳥はダンボールが崩れたり、いたずらをする可能性が高いため避けましょう。
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2.引越し、片付けの物音に気を配る

インコと一緒に引っ越す時に注意すること。ストレスを与えないコツ。

インコはさえずりでコミュニケーションをとるので、音に対してもとても敏感です。

引越しのときに頻繁に出る「掃除機の音」「家具を動かす音」などの音にびっくりしてしまったり、ストレスを感じてしまうことがあるので、インコの近くでは大きな音を出さないように気をつけてください。

どうしても騒音が避けられないときは、ケージを防音シートで軽く包んだり、別の部屋に移動させるなど対策をとりましょう。

また、目の前にテーブルなどの大きな家具が横切るといったこともストレスになります。

人からしたら「それくらいで?」と思うかもしれませんが、インコは普段と違う風景や物音に非常に敏感なのです。

3.移動中はインコの様子をみながら慎重に。

インコと一緒に引っ越す時に注意すること。ストレスを与えないコツ。

移動中はインコの様子、気温、行動に常に気を配る必要があります。

オカメインコは臆病でパニックになりやすいので特に注意が必要です。

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移動用キャリーに入れて布をかぶせ、暗くして静かに落ち着かせましょう。

車で移動するときは振動が伝わらないようにしっかり座席か座席下にキャリーを固定しましょう。

4.インコの脱走に注意する

インコと一緒に引っ越す時に注意すること。ストレスを与えないコツ。

引越しは玄関や窓が開放されている中で荷物の搬入がされることが多いです。

そのため、ケージをしっかりかぎかけていなかったり、飼い主が不意に放鳥してしまうことでインコが逃げてしまう危険が非常に高い状態となります。

鍵をかけていても引越しの振動で緩んだり、インコは賢いので、いつの間にかあけていた…ということも十分ありえます。

引越し作業中はインコの状態はもちろんのこと、ケージの出入り口がしっかり鍵がかかっているかを常に注意しておきましょう。

ナスカン(ホームセンターや100円ショップ等で買えます)で外側から入り口をロックしておくことをお勧めします。
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5.引越し後1週間ほどは放鳥を控えて安静にしましょう。

インコと一緒に引っ越す時に注意すること。ストレスを与えないコツ。

引越しが無事終わった後は新しい環境にインコがなれるまで、少なくとも1週間ほどは放鳥を控えて安静にしましょう。

一見元気なようにみえても、移動のストレス、新しい環境への不安で体調を崩しやすい状態になっています。

表面化していないだけで調子が悪いかもしれません。

安静期間をもうけて体調を整えましょう。

特に夏場や冬場といった気温の変化が激しい時期の引越しや、南、北方面といった気温の変化が大きな場所への引越しは気を配ってください。

新しい環境が落ち着いたら健康診断をかねて新天地でお世話になる動物病院を決めておきましょう。

インコと一緒に引っ越す時に注意すること。ストレスを与えないコツ。まとめ

  • 引越し中はインコの周囲の環境を極力かえないこと。ダンボールの積み上げは控えましょう。
  • 目の前で大きな家具を移動させるとびっくりしますので、ケージに布をかけておくのもおすすめです。
  • 引越し中は家の扉を開放しっぱなしが多いので脱走に注意しましょう。
  • 引越しの移動中はインコの様子をみて慎重に行いましょう。車の振動が伝わらないように工夫することも必要です。
  • 引越し後は新しい環境になれるまで1週間ほどは放鳥を控えて安静にしましょう。

いかがでしたでしょうか。

インコを連れて引っ越すときはインコに対して十分な注意を払ってください。

人にとってちょっと家具を動かす、ダンボールを積み上げるといった行動でも、インコにとっては大きなストレスになる場合があります。

引越しが終わった後は新しい環境になれるまで少しずつスキンシップをとりながらゆっくり休ませてあげてください。

環境になれて落ち着いてきたら健康診断をかねて新天地でのかかりつけの動物病院(主治医)を決めておきましょう。

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