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オカメインコを飼育するにあたり、飼い主さんが気をつけなければいけないことは、オカメパニックの予防と対策です。
臆病で繊細なオカメインコは、ちょっとした事(特に地震)でパニックを引き起こしてしまいます。
ケージで今にも怪我をしそうなほど暴れる姿に、飼い主さんもパニックになってしまうのではないでしょうか。
今回はオカメパニックと実際にパニックになってしまったときの対策についてまとめてみました。
いざというときあわてないよう、心構えをしておきましょう。
オカメパニックとは?
オカメちゃんが突然パニックにおちいり、激しく飛び回ってケージや壁などに衝突してしまう行動です。
酷いときには時には流血や、骨折などの大けがになることもあるので対策を取る必要があります。
このときのオカメインコは我を忘れているくらいの精神状態になり、飼い主さんの手や指を噛んでしまうことも多くあります。
そのため、うかつに手を入れてしまうのは危険です。
オカメインコはとても臆病な性格。
そのため、パニックになりやすいと言われていますが原因は明らかになっていません。
オカメパニックの原因と対策
オカメパニックを引き起こす原因としてよく挙げられるのが、以下の項目です。
- 光刺激
- 音刺激
- 振動刺激
これらの刺激と対処方法についてそれぞれ紹介します。
また、ケージの選び方でもオカメパニックとその影響を大幅に軽減させることができます。
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光刺激と対処方法
光刺激は、突然車のヘッドライトのような、強い光が差し込んできたなどというケースです。
対策として、夜寝かせる時も真っ暗にせず、豆電球などで、睡眠に影響のない程度の明かりを入れて慣れさせる方法があります。
音刺激と対処方法
普段から静かな環境で飼育されているオカメさんに多いです。
物が落ちた音、外の音などでパニックになりやすいです。
対策として留守番中にラジオをかけておく、テレビを付けっぱなしにするなどで、生活音に慣れさせておくのが効果的です。
振動刺激と対処方法
地震によるオカメパニックは非常に多く、オカメパニックの過半数の原因が振動刺激です。
対策として、安定した場所にケージを置くこと。
地震などで揺れを感じたら、素早く愛鳥の元へいって、声をかけて安心させてパニックを防止しましょう。
出血した場合の応急処置
オカメパニックでの出血や、羽根が折れてしまったというケースはとても多いです。
専門医の元へ連れて行くのが大前提ですが、夜中など、すぐに連れて行けない場合の止血の応急処置方法です。
つめ先からの出血等、少量の場合(数滴)は出血している部分を軽くおさえれば、止血することができます。
このとき、あまり強く押さえつけないように気をつけましょう。
特に胸を押さえると呼吸ができなくなり、重篤な状態になりますので絶対に胸をおさえてはいけません!
出血が多い場合は、市販のペット用止血剤があればぬってあげてください。
止血剤がない場合、応急処置として小麦粉や片栗粉をぬってあげてください。
その後しばらく患部を、きれいな布で軽く押さえてください。
止血できても、その後インコが傷口を気にしてつついて再出血したり、ばい菌が入ったりしますので必ず専門医にみせましょう。
オカメパニックの対処法、出血したときの対策まとめ
- 臆病なオカメインコは、ささいな外部刺激でパニックになることが多い。
- 主に光、振動、音の急な刺激によるもの
- 原因に慣らしつつ、声をかけて、落ち着かせてあげるのが大切
オカメインコはとても心が繊細です。
ちょっとしたことでストレスになってしまいます。
でもその分人間に対してとても懐きます。
愛鳥がオカメパニックになってしまったら、優しく声をかけて落ち着かせてあげてください。
愛鳥にとって、飼い主の声は一番安心できる特効薬。
きっと通じるはずです。
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