愛鳥とのコミュニケーションと健康維持のために1日で欠かせないものは「放鳥」です。
しかし、放鳥する前の準備をしっかりしておかないと思わぬ事故を招くことがあります。
今回はインコを放鳥する前に行っておくこと4点を解説していきます。
インコを放鳥する前に行っておくこと
- 家族に放鳥を伝える(帰宅が近い人にも連絡をいれる)
- 小物を片付ける
- 毛布などは重ねて隅においておく
- ガラステーブル、ガラス窓にはカーテンや布をかける
インコの放鳥は飛ぶことで健康を維持することに欠かせないものです。
また、飼い主とのスキンシップを深める大事な時間で、インコにとっても大好きな飼い主さんと遊べる幸せなひと時でしょう。
しかし放鳥前に部屋のチェックや準備をしっかりしておかないと思わぬ事故になってしまうことがあります。
今回は実際に事故になってしまった例を元に放鳥する前の注意事項を開設していきます。
1.家族に放鳥を伝える(帰宅が近い人にも連絡をいれる)
放鳥中の事故で最も多いのが「放鳥を知らない家族が部屋にはいってきて誤って踏んでしまった」「放鳥に気づかずにドアを勢いよくあけてはさんでしまった」という事例です。
放鳥をする前に家族にその旨をしっかり伝えましょう。
外出中で帰宅時間が近い家族にも連絡しておくのも忘れないようにしてください。
放鳥している部屋のドアに「放鳥中」などわかりやすいドアプレートを作ってかけておくことも効果的です。
放鳥中の部屋で「立ち上がる」「歩く」「座る」といった行動をする際はインコの位置を目視してから行うように徹底してください。
2.小物を片付ける
ボタン、糸くず、輪ゴム、小さな雑貨といった小物はインコにとっては魅力的なおもちゃにみえてしまいます。
ついいたずらして遊んでいるうちに輪ゴムや糸くずが足や頭に紐が絡まってしまったという事故が多数報告されています。
細い足に糸や紐絡みつくと、ほどくことは困難です。
足の血流が悪くなり最悪の場合足を切断しないといけなくなることもあります。
また、小さなビーズや消しゴムのかけら、人間用の薬などは誤飲事故が多発しています。
インコは人間が考え付かないような遊び方をします。
思わぬ事故にならないよう、放鳥前に部屋の片づけをきちんと行い、インコが誤飲や絡みやすいひも状のものは回収しておきましょう。
たった一本の紐、ひとつぶのビーズが愛鳥の命を奪ってしまうこともあるのです。
3.毛布などは重ねて隅においておく
インコが知らない間に毛布にもぐりこんでおり、上に乗って潰してしまったという事故が意外と多いのです。
特に厚手の毛布はインコがもぐりこんでも外からは気づきにくいです。
インコがもぐりこむことがないように、毛布は重ねて隅においておくなどの工夫をしましょう。
4.ガラステーブル、ガラス窓にはカーテンや布をかける
インコや鳥類にはガラスの区別がつかないといわれています。
超高層のミラービルなどにカラスが衝突してしまうのはそういったことが原因だといわれています。
そのため放鳥前には部屋のガラステーブルやガラス窓にはカーテンや布をかけてインコがぶつからないようにしましょう。
インコは放鳥中は部屋の中をかなりのスピードで飛び回ります。
インコが気づかずにガラスに衝突すると大怪我になる恐れがあり、最悪の場合落鳥してしまう場合もあります。
インコを放鳥する前に行っておくこと4点。大事故になる前に!まとめ
いかがでしたでしょうか。
インコを放鳥する前に部屋に危険なものはないかチェックし、家族に放鳥を周知させておく必要があります。
放鳥のたびに行わなければいけないので面倒と感じる方もいるかもしれません。
しかし一歩間違うと大事故につながりますのでしっかり放鳥前のチェックを行うようにしてください。
ひと手間を惜しんだばかりに愛鳥を大怪我させてしまうことがないように細心の注意を払いましょう。
コメント
放鳥を知らずに帰宅した母がセキセイのタロを踏んでしまいました
あんな悲しい事は絶対もうしたくありません
今は放鳥事故が起こらないようにしています
ごめんねタロ