ペットショップではたくさんの種類、数のインコたちをみることができます。
ペットショップはインコにとってお迎えが来るまで過ごす大事な場所です。
そのような場所でどんな毎日を過ごしているか気になりますよね。
今回はインコはペットショップでどんな毎日を過ごしているのかを調べてみました。
インコがペットショップにやってくるまで
ペットショップでは、契約しているブリーダーや問屋からのリストにのったインコを販売目的やお客さんのニーズにあわせて仕入れます。
仕入れられたインコはお迎え(お客さんの購入)されるまでペットショップで暮らします。
早ければ生後1ヶ月~くらいの綿毛からツンツン羽根が生え始める雛の時期からペットショップにやってきます。
インコがペットショップで暮らす毎日(雛)
雛にとって一番大切なのは「保温」「食事」です。
プラケースなどの保温が容易な環境にいれられ、インコの雛にあった餌を決められた時間に与えられます。
餌の食べが悪い雛や成長の遅い雛は決められた時間以外に餌を与えられたり、必要に応じて病院に連れて行かれたりと、ショップの判断に応じて別にお世話されます。
食事時間以外は睡眠時間として扱われ、(見た目上では)ほとんど放置される形になります。
インコがペットショップで暮らす毎日(一人餌~成鳥)
一人餌になった若鳥から成鳥は、開店前のお世話(餌交換、水交換、敷き紙交換)と閉店前のお世話以外は展示されています。
展示中におやつをあげたり、餌の減りをみて餌を追加したりというチェックをしますが、基本的にはそのままです。
人と接するスキンシップタイムはお世話の時間か、ショップの方針で別に設けられていることがあります。
終日ケージの中にいる場合がほとんどですが、ショップによってはローテーションで放鳥スペースで運動できる場合もあります。
そのほか、お客さんから商談があったりするとケージから出してもらえたりします。
売れ残ったインコはどうなるの?
基本的にインコは「売れ残り」という概念はありません。
雛、中雛、成鳥、それぞれの成長ステージにおいてそれぞれ需要があるためです。
犬や猫と違い「小さいときしか売れない」ということはありません。
それでも売れ残ってしまったインコは値段を下げるなどして販売されたり、スタッフが引き取るなどされます。
インコはペットショップでどんな毎日を過ごしているのか。まとめ
- インコはブリーダーや問屋から仕入れることでショップへ来店します。
- 生後1ヶ月~の雛の場合決められた時間に挿し餌を与えられ、スキンシップをとって手乗りインコになるように馴らしていきます。
- 一人餌~成鳥の場合は基本的なお世話とインコに応じてスキンシップをとります。
- インコは成長ステージそれぞれに需要があるため、売れ残りということはほとんどありません。
いかがでしたでしょうか。
ペットショップの是非はたびたび議論になりますが、生態販売の時間が定められたりと少しずつ動物愛護に向けて動いているように感じます。
インコだけでなく、犬も猫もペットショップでの生活が快適で幸せなものになるように、私たち人間は努力していくことが必要です。
コメント