毎日フクロウのお世話しているのに、なかなかなついてくれない、自分よりお世話をしていない家族にばかりなついて嫉妬してしまうという人は意外と多いです。
実はフクロウに好かれるポイントが3つあり、実際にフクロウに好かれている人はこれらを無意識に実践している人が多いです。
では、フクロウに好かれるにはどうすれば良いのでしょうか。
今回はインコに好かれる人がやっている3つのことを紹介します。
フクロウはなつく?なつかない?
結論から言うと、フクロウはペット用に改良されておらず野性味が強いため、人になつきにくいです。
個体差やお世話次第によってはなつきますが、「なつく」というより「人に慣れる」というほうがニュアンスとしては近いでしょう。
人に愛着をもって寄ってくるというよりは、人に対して警戒しないといった具合です。
これくらい警戒心が強く野性味が強いフクロウにとって人に慣れると言う事は非常に革命的なことです。
なついてくれたら大成功!くらいに思ってください。
フクロウに好かれる人がやっている3つのこと
- フクロウの嫌がることをやらない。
- いつも一緒にいる認識を持たせる。
- 敵ではないと認識してもらう。
フクロウになれてもらう、好かれてもらうには、フクロウにとって飼い主が敵ではないこと、同じ生活圏で行動を共にする存在であることを認識してもらうことです。
ほどよい距離感の中でフクロウにとって気になる存在である、餌をくれたり嬉しいことをしてくれる存在であることをわかってもらうことで、距離を縮めてくれるでしょう。
フクロウの嫌がることをやらない。
例えばアフリカオオコノハズクは、危険を感じたり、驚いたりすると身を守るために枯れ枝に擬態する(体が細くなる)ことで有名です。
この仕草は人間からしたらとても面白おかしいものですが、フクロウにとっては非常にストレスがかかることです。
面白いからと何度もやるとフクロウに嫌われてしまうばかりか、ストレスでフクロウが弱って最悪落鳥してしまいます。
フクロウの嫌がることを繰り返すことは絶対にやめましょう。
いつも一緒にいる認識を持たせる。
フクロウにとって、あなたがいつも居住空間にいる存在であること、そばにいることが当たり前である認識を持ってもらうようにしましょう。
放鳥中は読書をしているふりしてさりげなくそばにいるといったことや、ケージの前を通るたびに優しく声をかけるなど、あなたがいることを日常の一部にしていきましょう。
いつか警戒心をといて、あなたがそばにいることになれてくれます。
これはフクロウにとっての「なつく」です。
ミシェルを迎えて初めての動物病院に行って言われた言葉。
『アメワシは猛禽初心者が飼うフクロウじゃない。個性も警戒心もかなり強くて、力もあるし、プライドも高い。』
ミシェルは今の所おっとりしていて、誰にでもなつく、変な可愛いアメワシ。 pic.twitter.com/lkB2PQx6TD— みしぇる@あめわし (@michel17owl) 2014年11月3日
敵ではないと認識してもらう。
フクロウは警戒心が強く、雛から育ててもなつきにくい個体も多くいます。
警戒心を解いていくのには時間がかかりますが、優しく接して毎日お世話をしていれば、必ず家族になれてくれるようになります。
毎日の生活の中でフクロウが「ここの人たちは敵ではない」と認識するようになると、自分から手にのってきたり、飼い主の行動を気にかけたりとスキンシップがとれるようになってくるでしょう。
フクロウに好かれる3つの事。理屈が分かればなつくの簡単!まとめ
- フクロウは野性味が強く、なつくまで時間がかかる傾向にあります。
- フクロウの人なれは「慣れる」であり、犬や猫、他のインコのような「なつき方」とはちがいます。
- フクロウの嫌がること、おどろかせることをやらないようにしましょう。
- お世話の中で毎日の声かけや、さりげなくそばにいることを日常にできるようにしてください。
フクロウの人なれは、インコのなつき方に比べると若干物足りないかもしれません。
どちらかといえば、ツンデレ気味、つかず離れずの距離感を好む猫のようなところがあります。
抱きしめたり、濃厚なコミュニケーションより、そばでしぐさを観察するスタイルのほうがフクロウはリラックスしてくれるでしょう。
必ず慣れてくれるので、諦めずにお世話を続けてください。
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