映画ハリーポッターに出てくるフクロウとして、大ブレイクしたシロフクロウ。
時折見せる笑顔のような表情がかわいくて、本当に癒されるフクロウです。
しかしフクロウは猛禽類。インコとは全く違う生態を持つ動物であることを知っておかなければいけません。
今回はシロフクロウの性格、お迎え価格、寿命、飼育する際のポイントを紹介します。
シロフクロウの雌雄と性格
シロフクロウはメスは白地にまだら模様、オスはほぼ真っ白なので雌雄が見分けやすいフクロウです。
ヒナのときはオスにもまだら模様があり、成長するにしたがって雌雄がはっきりしてきます。
性格はオスメスともにやや気が荒め。
ヒナの頃から人間と接していないと、懐きにくい傾向にあります。
夜行性が多いフクロウには珍しく、昼間も行動する種類です。
暑さに弱いので、騒音の少ない静かで涼しい環境が適しています。
シロフクロウの価格
流通がやや少ないフクロウなので、お迎え価格帯は30〜40万円とやや高価です。
市場流通が少なめなので、欲しい人は前もって予約するなど、半年~1年単位でお迎え計画を立てましょう。
シロフクロウの寿命
飼育環境下では20~25年ほどです。
野生下ではもう少し短く、15年前後といわれています。
シロフクロウの雌雄判別(オスメスの区別)方法
シロフクロウの雌雄はほかのフクロウと違い、外見で簡単に見分けがつきます。
メスはまだら模様、オスはほぼ真っ白の見た目をしています。
しかし、ヒナのときはオスにもまだら模様がありますので、雌雄判別が困難です。
成長するにしたがって雌雄がはっきりしてきます。
シロフクロウの飼い方とポイント
シロフクロウの飼育で、
押さえておきたいポイントを紹介します。
「猛禽類である」事を念頭におきましょう。
1.餌は「丸ごと」与える
他のフクロウや猛禽類に共通しますが、餌は「ピンクマウス」「冷凍ヒヨコ」といった餌を丸ごと食べさせる必要があります。
ヒナの頃は刻んで与えなければなりません。
丸ごと与えることで、内臓や骨も食べることができ栄養バランスが良くなります。
2.飼育スペースは一部屋丸ごと
猛禽類は飛ぶことで健康を維持しています。
ケージだけの生活では体調を崩してしまいます。
羽根を大きく広げ、羽ばたけるだけのスペースを確保できることが理想です。
3.病院を探しておく
フクロウは猛禽類。
インコやオウムとはにているようで違います。
猛禽類を診る事ができる動物病院は、かなり少ないのが現状です。
お迎えする前に猛禽類を診られる動物病院を探しておきましょう。
また、日ごろのお世話の中で、不調のサインをすばやく感じ取り、病院に連れていく事も重要です。
鳥類は不調を隠します。「何かがおかしい」と思ったら様子見せずに診察を受けさせましょう!
ふくろうが出す不調のサインをしっかり知っておくことが大切です。
そのほか、フクロウをはじめとする猛禽類を飼育するに当たっての疑問点をこちらで解説しています。
あわせて読みたい猛禽類を飼う人の疑問、注意点まとめ【初心者向け】
シロフクロウは笑顔がかわいい!
シロフクロウは眠い時や周囲の光が眩しいときに、
目を細めることがあります。
この表情が「笑顔」にみえ、可愛いと評判に!
癒されますね^^
笑顔がかわいい!シロフクロウの性格と価格、寿命、飼い方!まとめ
- シロフクロウは野性味が強くやや気が荒い。
- 寿命は20年以上。価格は30万~とフクロウの中でも高め。
- 飼育環境はゆとりを持って提供しましょう。
- お迎え前に猛禽類を診れる獣医さんを、
探しておきましょう。
猛禽類はペットとして飼いならされていないので、安易な飼育は危険なこともあります。
しかしきちんと知識と前準備があれば、一緒に生活できます。
しっかり準備して楽しいフクロウライフを楽しんでみませんか?
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