「愛鳥と同じベッドで寝たい」「枕元に寝かせて寝ているのが可愛い」とインコと同じ寝具で寝る人がいます。
しかしこれは非常に危険なことで、最悪の場合、愛鳥を失うことになりかねません。
今回は、インコと一緒に寝る危険性と病気について解説していきます。
インコと一緒に寝る危険性
愛鳥が可愛くて可愛くて、「ケージから出して一緒に寝たい」という人もいるでしょう。
また、愛鳥を放置したまま、うっかりうたた寝をしてしまったという経験がある人もいると思います。
これは非常に危険なことです。
一緒に寝ていて、今まで事故が起きなかったのは本当に運が良かったということです。
インコと一緒に寝ている生活をしている人は、今日からでも、すぐにやめてケージに入れて寝かせるようにしましょう。
起こりうる危険性は下記のとおりです。
- 寝返りして潰してしまう。
- 羽毛や排泄物を吸い込むことでの病気の危険性。
それぞれ詳しく解説していきます。
寝返りして潰してしまう。
一緒に寝ることで一番怖いのが、寝ているときに寝返りなどでインコを潰してしまうことです。
人を信頼しきっているインコは、人の寝返りから逃げようとしません。
そのまま潰されてしまう可能性が非常に高いです。
インコの体に人の体重がかぶさるとひとたまりもありません。
居眠りで一瞬つぶしてしまったとしても、胸を圧迫することで落鳥してしまいます。
羽毛や排泄物を吸い込むことでの病気の危険性。
寝室でインコと一緒に寝ることで、細かい羽毛や、フンなどの排泄物を吸い込んでしまい、病気になる場合があります。
衛生的にも良くありませんので、インコと一緒に寝たり、インコのケージを寝室に置くことはやめましょう。
インコを寝返り事故で失った人へ
厳しいことを書きます。
インコを寝返り事故で失うのは、確実に飼い主の責任です。
飼い主をケージ入れて寝かせること、可愛いからと一緒に寝てしまったことで起きた事故です。
亡くなったインコはもう返ってきません。
失った悲しみ、後悔をしっかり反省して、再び飼育する日がきたら、二度と同じ過ちを繰り返さないで下さい。
インコはあなたに命を委ねています。
それを絶対に忘れないで下さい。
インコと一緒に寝る危険性と病気について。事故に遭う可能性大!まとめ
- インコと寝室を一緒にする、同じベッドで寝ることは非常に危険です。
- 睡眠中に寝返りすることでインコを潰してしまう事故が発生する恐れがあります。
- 寝室にインコのケージをおくと、羽毛や排泄物が飛散し感染症を引き起こす場合があります。
インコの飼育は正しい知識と理解があってこそです。
誤った飼育はインコの命や飼い主の健康状態に影響を及ぼすことがあります。
取り返しのつかないことにならないよう、自身の飼育に問題はないか、危険はないか都度見直してみてください。
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