オカメインコは鼻が大きく、くしゃみをすることがあります。
しかし連続(連発)したくしゃみや、鼻水は放置するのは思わぬ病気が潜んでいる場合があることを知っておく必要があります。
今回はオカメインコの連続するくしゃみと鼻水の原因と対処法について紹介します。
オカメインコの連続するくしゃみと鼻水の原因
オカメインコを含め鳥類のくしゃみや鼻水は稀に起こる症状です。
しかし連続したくしゃみや、長時間続くようなくしゃみ、鼻水がでている場合は放置するのは危険です。
思わぬ病気の可能性
鳥の呼吸器疾患は進行が早く、様子を見ているうちに重症化するケースがとても多いです。
呼吸器疾患だけでなく、甲状腺疾患などもあり得ます。
「くしゃみはよくあること」と思わず、かかりつけの獣医さんに連れていき、指示を仰ぎましょう。
人のくしゃみとインコのくしゃみでは重要度が全く異なります。
オカメインコの鼻水は鼻炎の可能性も
鼻水が出ている場合、真っ先に疑われるのが鼻炎など、鼻に関する病気です。
鼻づまりが続くと呼吸しづらくなり、鳥にとってもつらいので、様子見をせずに獣医さんに連れて行きましょう。
呼吸器が弱ると心臓の機能、運動機能の低下と全身状態が悪くなっていきます。
オカメインコの連続するくしゃみ、鼻水の対処法
鳥は自然界では捕食される立場でもあり、不調を隠そうとする生き物です。
一見元気そうに見えて、気がついたら病気が重くなっていたということもあるのです。
日々のお世話の中で以下のようなことや、何か違和感を感じたときは様子見をせずに病院へいきましょう。
・くしゃみが連続している、30分以上続いている。
・鼻水がでている。
・羽根を膨らませている。
・元気がない、食欲がない(餌の減りが遅くなった)。
・羽根が汚れている。
・その他、いつもと違うと感じたとき。
いつもお世話している飼い主さんが感じる「違和感」はかなりの確率で当たります。
「気のせい」と思わずに、いつもと違うと思ったらすぐに病院に連れて行きましょう。
体の小さな小鳥は悪化するのもとても早いのです。
オカメインコの連続するくしゃみと鼻水の原因と対処法まとめ
- オカメインコの連続するくしゃみや鼻水は放置は危険。
- 呼吸器疾患や甲状腺疾患の可能性も。
- 鳥は不調を隠す生き物。様子をみていると悪化することが多いです。
- いつもと違う、様子がおかしいと思ったら、様子見をせずに病院へ急ぎましょう!
鳥の呼吸器の異常は生命にかかわることに直結するケースがとても多いのです。
人間でいう風邪と、鳥の風邪は全く違います。
くしゃみや鼻水に気づいたら獣医さんに相談、通院を必ず行うようにしましょう。
一見元気にみえても、油断は禁物です。
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