飼い主に従順で優しいインコたちですが、時として怒ることもあります。
インコが怒っている時にやってはいけないことがいくつかあり、場合によっては怪我をしてしまう可能性があります。
今回は私たちがついついやってしまいがちな、インコが怒っている時にしてはいけないことを解説します。
インコが怒っているサイン
- 目が三角になる。
- 顔や体の羽根を逆立ててゆらゆら揺れる
- 「フーッ」「ハーッ」と息を吐く
こういったサインを出しているときはインコが怒っている、警戒しているときです。
「これ以上近づくと攻撃するぞ!」と知らせている行動ですが、中にはこういったサインを出さずにいきなりガブッと噛んだりしてくる場合もあります。
※余程の恐怖を感じない限り突然攻撃してくることはありません。
それでは、インコが怒っているときにしてはいけない事はどのようなものがあるのでしょうか。
順番に紹介していきます。
インコが怒っている時にしてはいけない事
- 指を出す
- 叱りつける
- ケージに戻す
怒っているインコに対してやってはいけないNG行為は主にこれらのことです。
怪我につながる恐れがあるほか、信頼関係を崩す原因となります。
指を出す
これは当たり前のことですが、インコが怒っている時になだめようと指や手を出すのは危険です。
噛み付かれてしまう恐れがあります。
インコの嘴は特に下あごの力が強く、下嘴から深い傷がついてしまいます。
叱りつける
怒っているインコをそのままにするとナメられてしまう!と思い、叱る人がいますが絶対にやってはいけません。
インコが怒るのには必ず理由があります。
そういった理由を探さずやみくもに叱りつけるのは効果が無いばかりか、信頼関係を崩してしまう危険性があります。
ケージに戻す
インコにとって放鳥中に不意にケージに戻されることは「おしおき」になる場合があります。
インコが怒った理由を無視してケージに戻すと、インコは「理由があって怒っているのに罰を与えられた!」と認識します。
そしてインコは飼い主に不信感を持つようになります。
インコの怒りをしずめるには
インコが怒るのは必ず理由があります。
気に入らないものが近くにある、飼い主が注目してくれない、まだケージに戻りたくないなどです。
理由は様々ありますが、インコの怒りをしずめるには「そっとしておく」のが一番です。
インコの怒りの多くはその場限りの一過性のもので、尾を引くことはほとんどありません。
下手に手を出したり叱ったりすると、それらのほうを根に持ったり信頼関係が崩れたりしてしまいます。
そっと見守りましょう。
反抗期や換羽期などは怒りっぽくなることがあります。
生理現象なので理解してあげましょう。イライラしているインコもつらいのです。
インコが怒っている時にしてはいけない事。ついやっているかも!
- インコは怒ると目を三角にし、フーフーと体を大きく見せて威嚇のような姿勢をとります。
- 怒っている時に手をだすと噛まれて怪我をする恐れがあります。
- 叱ったりケージに戻したりすると信頼関係が崩れる恐れがあるのでやめましょう。
- 怒っているインコはそっとしておくとやがて機嫌が戻ります。
- 反抗期や換羽期はホルモンバランスが崩れるためイライラしやすくなります。
インコは生来優しい生き物なので、あまり怒ることはありません。
嫌なことをされた、怖いことがあった、不安があるなどで怒る傾向にあります。
怒っているときはそっとして、怒りが静まるのをまちましょう。
そして怒りの対象や状況がわかっているときはできる限りインコから遠ざけてあげてください。
コメント
インコが怒るサインがわかりやすかったです。
参考になりますね。
反抗期がハッキリわかれば助かるんですが〜