コザクラインコを放鳥してケージに戻そうとしても逃げ回ってしまう、反抗して噛みついてきて困っている人はいませんか。
コザクラインコは嫌な事はしっかり意思表示するタイプが多いので、無理に戻すと嫌われそうで不安になると思います。
今回はコザクラインコの信頼関係を壊さずにできる、ケージの戻し方について紹介します。
コザクラインコをケージに戻すのに困っている人、是非ご一読下さい。
コザクラインコがケージに戻らない理由
まずはじめに、コザクラインコがケージに戻らない理由考えていきましょう。
- 楽しい事が終わるから。
- 飼い主がそばにいなくなるから。
ケージに戻らない大きな理由としては、放鳥で楽しい事がなくなる、構ってくれる飼い主さんと触れ合えなくなるからということが考えられます。
つまりケージに戻す=放鳥終了=飼い主がケージから離れていく=寂しいと学習し、ケージに戻るのを嫌がるようになるのです。
コザクラインコがケージに戻るのを嫌がらなくなる方法
- ケージに戻した後もケージ越しに触れ合う。
- ケージに戻すと決めたら噛んで来てもやめない。
ケージに戻した後もケージ越しに触れ合う。
ケージに戻ったら鍵をかけて終了、ではコザクラインコも寂しく、ケージに戻るのを嫌がるようになります。
ケージに戻ったあともケージ越しにおやつをあげたり、カキカキしてふれあいましょう。
「ケージに戻っても楽しいね」「ケージ越しにカキカキしようね~」と飼い主さんとコミュニケーションがとれれば、ケージに戻っても楽しい事は続く!と学習し、素直に戻ってくれるようになります。
ケージに戻すと決めたら噛んで来てもやめない。
コザクラインコに噛まれてひるんだり、ケージに戻すのを中止すると「噛んだら逃げられた!」「噛んだらもっと外で遊べる!」と学習してしまい、ケージに戻しにくくなるだけでなく、噛み癖もついてしまい、わがままになってしまう恐れがあります。
噛まれても我慢して「きかないよ~おうちに帰ろうね~」と淡々とケージに戻しましょう。
これを繰り返すうちに「噛んでも状況は変わらない」と学習し、やがて噛む事を諦めるようになります。
コザクラインコがケージに戻らない時の戻し方
放鳥時間が終わってもケージに戻ってくれない、高いところにとまって戻ってきてくれない、そんなときに戻す方法として下記の方法が有効です。
- 布をかぶせる。
- 電気を消して薄暗くする。
布をかぶせる。
布を上から静かにかぶせて捕まえる方法です。
使う布はひざ掛けフリースくらいの軽いものにしましょう。
このとき、後ろから布をかぶせて、かぶせるところをインコに見られないようにするのがポイントです。
かぶせるところをみられると「この人は自分に嫌な事をした!」と嫌われてしまう可能性があります。
電気を消して薄暗くする。
鳥は一部の夜行性の鳥を除いて、暗いところでは目が見えにくくなります。
いわゆる「とり目」というものです。
電気を消して動きが鈍くなったところを速やかに捕獲しましょう。
真っ暗にすると位置把握が難しくなるため、薄暗い程度でOKです。
飛んでいる最中に暗くするとインコが驚いてしまい、壁に激突する可能性があります。
降りているときに薄暗くしましょう。
コザクラインコのケージの戻し方!信頼関係壊しません!まとめ
- コザクラインコがケージに戻らないのは、嫌な事と認識しているからです。
- ケージに戻したあともふれあい、語りかけて戻っても楽しいと学習してもらいましょう。
- 噛みつきや反抗されても毅然としてケージに戻しましょう。
- 捕まえる時はインコの安全を最優先に落ち着いて捕まえましょう。
コザクラインコは人の感情を敏感に感じ取ります。
ケージに戻される空気も瞬時に察知し抵抗することもあるかもしれません。
少しずつケージに戻ると楽しい事があると理解してもらえるようにすると少しずつ抵抗がなくなり、やがて素直に戻ってくれるようになるでしょう。
時間はかかりますが、必ず愛鳥は覚えてくれます。
がんばりましょう。
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