インコは感情表現が豊かで、飼い主の感情に対しても敏感だと言われています。
それではインコはどのようにして飼い主や周囲の人の感情や表情を察知し理解しているのでしょうか。
今回はインコの表情、感情を理解する驚きの能力についてお話します。
インコは飼い主の表情や感情を理解することができる理由
インコにとって嬉しいことは自分にとって嬉しいこと(おやつをもらえる・ほめてもらえる)が起こるときです。
次いで嬉しいことが起こるときは飼い主が嬉しい、幸せな気持ちを持っているときだと学習します。
そのため飼い主が嬉しいときの表情や声の抑揚、行動パターンをまず覚えようとするのです。
次第に飼い主の喜びを自分の喜びとして受け入れるようになり、飼い主の表情や感情をより深く理解しようとしていくでしょう。
こうしてインコと飼い主の結びつきは深まっていくのだと考えられています。
インコは飼い主の声の抑揚をどのように聞き分けているの?
インコは飼い主の声の抑揚を「高い声=一緒に遊んでくれている、喜んでいる」判断していると言われています(諸説あります)。
そのため、インコのいたずらを大声でしかっているつもりでもインコは「遊んでくれてる!」と判断してもっとひどくなる場合があります。
インコに自分の感情や気持ちをきちんとわかってもらうために、ほめるときは高い声を出しながら笑顔を心がけることが重要だといえます。
インコと犬の理解度の比較
犬は訓練生が高く、家庭犬はもちろんのこと盲導犬や警察犬など、あらゆる面で人間を支えてくれるパートナーです。
インコは訓練生という面では劣りますが、飼い主の表情を読み取り感情を理解するという面では犬にも決して引けをとらないと考えています。
インコの種類や個体差、生育環境で異なってきますが、インコは本来頭がよく、理解度があることが周知されれば、物覚えが悪い人=鳥頭という言葉はいずれ間違いとなっていくのではないでしょうか。
大型インコやオウムって本当に知能が高いですよ。犬と比べても遜色がないというかそれ以上かもとも思います。一概に比べられるものではありませんけどね。
— Baby african gray (@AfricanGray01) 2018年11月30日
私初めてペットがいなくなってご飯食べられなくなったのがインコだった。会話が出来ちゃうから体は小さくても存在はめちゃくちゃ大きかった。知能は犬より高い又は同じくらいだと思います。
— 🐟おさかな (@kanashimi30) 2018年6月25日
インコは飼い主の表情や感情をどれくらい理解しているの?まとめ
- インコは飼い主の感情や表情を敏感に感じ取ることに長けています。
- インコは自分が嬉しいこと、幸せなことが飼い主がどのような表情、感情のときに起こったのかを学習、記憶しています。
- インコにとって高い声は一緒に歌ってくれている、遊んでくれていると認識しやすく、叱るときの声に向いていません。
- インコをほめるときは高い声と笑顔をややオーバー気味にすると理解しやすくなります。
いかがでしたでしょうか。
インコは飼い主の声のトーン、表情などを細かく察知する能力に長けています。
飼い主が嬉しいときは一緒に喜び、悲しいときはいつもと違う飼い主の表情に心配することでしょう。
そんな感情豊かなインコたちは私たちにとって愛しくてたまらない存在なのです。
インコが飼い主の表情や感情を理解する過程にはいくつかの説がありますが、インコが飼い主の気持ちに寄り添おうとする姿は理屈抜きにいじらしいですね。
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