かわいがっていた愛鳥がある日突然卵を生んでいたという経験がある人も多いと思います。
メスが卵を生むことはごく自然のことですが、生み続けると体力を大きく消耗し最悪は落鳥の危険も。
今回はインコが卵を生んだ場合や生み続けるのをとめる方法をまとめました。
インコが卵を生んでしまったら
インコが卵を産んでしまったら、思わずすぐとりあげたくなります。
しかしそれでは問題は解決することはなく、むしろ悪化してしまうことになります。
2つのポイントを抑えましょう。
・卵は取り上げない!
・抱卵期間が過ぎてから卵を取り除く。
これらについて解説していきます。
卵は取り上げない!
愛鳥が予定外に卵を生んでしまったら、その卵は取り除かずに、そのままにしておきましょう。
鳥は、種類別に大体の産卵数が決まっており、その数にあわせて卵を生み続けます。
むやみに卵を取り除くと、数を揃えようとに生み続けて体力を消耗することに繋がります。
抱卵期間が過ぎてから卵を取り除く。
それでは、卵を取り除くタイミングはどうすればよいのでしょうか。
卵は抱卵期間は抱かせて、期間が過ぎたら取り除くのがベストです。
インコの抱卵期間~孵化日数は大体2週間~18日。
※種類によって異なります。
この抱卵期間は卵を抱かせましょう。
孵化日数を超えたあたりから、撤去するとよいです。
抱卵も体力を消耗しますので置きっぱなしはやめましょう。
卵を産ませない方法(発情抑制)
卵を産ませない(発情を抑制する)方法として、
・ケージのレイアウト、置き場を変え、軽くストレスを与える。
・日照時間を短くする(早めに寝かせる)。
・「発情促進」の餌や栄養価の高いシード類を控える。
・背中を触ったり、交尾行動に近い、刺激を避ける。
などが主な方法です。
ケージのレイアウト、置き場を変え、軽くストレスを与える。
環境、温度が落ち着き、親鳥が安心することで発情は促されます。
新しいおもちゃを与えたり、ケージの向きを変えるなどして、環境に変化を持たせ、良い意味で“落ち着けない環境”を作ることが大切です。
日照時間を短くする(早めに寝かせる)。
鳥の身体は日照時間が長い(春を感じる)と、繁殖モードに入る習性があります。
おきている時間が長いと繁殖モードに入ってしまいますので、発情させたくないときには早く寝かせるようにしましょう。
「発情促進」の餌や栄養価の高いシード類を控える。
シード類は発情促進効果があります。
栄養価が高いフードをずっと与え続けると発情が促進されますので、栄養面と発情のバランスを考えて与えましょう。
背中を触ったり、交尾行動に近い、刺激を避ける。
インコにとって、背中への刺激というのは交尾行動につながります。
発情を抑えたい場合は、背中への刺激をなるべく控えましょう。
なでるときは頭を撫でてあげましょう。
インコが卵を生んだ、産み続ける場合。産ませない方法まとめ!
- 産卵はインコの体力を大きく消耗
- 産んだ卵は抱卵期間後取り上げる。
- 環境にストレスをかけ発情を抑制すること。
産卵は小さな体にかなりのストレス。
計画的に行うのがベストです。
発情を長引かせないように注意しましょう。
コメント