スポンサーリンク

インコの巣引き(繁殖)をする前に確認して欲しいポイント!

この記事は約3分で読めます。

巣引きとは、飼い鳥が繁殖することです。
巣引き
かわいい愛鳥の子供をみたい、雛を育てる様子を見たい、というのは、多くの人が思う気持ちですよね。

しかし、安易な繁殖は生まれてくる雛だけでなく、親鳥にも大変な影響を与えます。

巣引きをする前に今一度考えてみてください。

巣引きを本当にしても良いですか?

巣引きをする前に、以下に挙げることをよく考えてみてください。
ヒナ

巣引きをするとどんなリスクや影響が生じるのかを記載します。

これらを読んだ上でひとつでも「いいえ」「いやかも」と思ったときは、巣引きをすべきではありません。

【1】あなたにベタ慣れの愛鳥でも鳥の伴侶ができると、あなた(人間)に対する愛情度は下がります。

鳥によっては敵意を見せます。
二度と元のようにベタ慣れにはならないかもしれません。

もう手や肩に乗ってこなくなるかもしれません。

それでもいいですか?

スポンサーリンク

【2】親鳥になるインコの血統は分かっていますか?

同じショップから迎えたインコは、同じブリーダーから仕入れた近親の可能性があります。

近親交配は生命に危険が及ぶような病気や障害を持って生まれることがあります。

外見的には無事でも極端に弱い体質の雛が生まれることもあります。

【3】生まれた雛すべてを飼えますか?

飼えない雛の行く末を考えていますか?

年2体以上の動物を素人が販売するのは違法です。
(動物取扱業の登録が必要)

五体満足の雛だけとは限りません。

病気や障害をもった雛も生まれる可能性があります。

終生面倒をみてあげられますか?

【4】親鳥は太りすぎたり痩せすぎたりしていませんか?

親鳥の状態が悪いと雛にそのまま影響します。

太り過ぎ、やせ過ぎの場合、雛にしっかり栄養が届かない可能性が高くなります。

親鳥のコンディションは悪くないですか?

しっかり栄養とってますか?心身ともに健康ですか?

【5】巣引きを行う現在夏や冬ではありませんか?

暑すぎたり寒すぎたりして、親鳥のコンディションが悪いときに生まれた雛は虚弱な傾向にあります。

半端なコンディションで巣引きを行うと、特にメスは卵詰まりなどを発症することがあります。

check!■インコの卵詰まりの症状と処置、予防方法まとめ 放置は危険!

最悪の場合、大切な愛鳥の命を失うこともありえます。

巣引きはよく考えて行いましょう。

インコの巣引き(繁殖)をする前に確認して欲しいポイント!まとめ

  • 生まれた雛すべての面倒を見られますか?健康な雛ばかりではありません。
  • 親鳥の体調、コンディションは問題ありませんか?
  • 親鳥たちの血統を把握していますか?近親交配ではありませんか?

巣引きは、鳥にとって、まさに命がけの行為です。

愛鳥の子供をみたいという気持ちを優先する前に、本当に巣引きができる状況か、巣引きした後のケアやサポートができるのか、しっかり考えてみてください。

コメント