スポンサーリンク

高齢者がインコをペットで飼う時考えること。飼育放棄を防ぐには。

この記事は約3分で読めます。

高齢者社会の日本において、高齢者がペットを飼うという家庭も徐々に増えつつあります。

高齢者がインコをペットで飼う時考えること。飼育放棄を防ぐには。

高齢者がインコをペットとして迎えるとき考えてほしいことをまとめました。

お迎えしてから「こんなはずじゃなかった」とならないように、是非読んでください。

高齢者がインコを飼う時生じる問題点

高齢者がインコをペットで飼う時考えること。飼育放棄を防ぐには。

  • インコの世話は毎日しなければいけないこと
  • インコは長寿命が多いこと
  • 手乗りインコの場合放鳥が必要なこと

高齢化社会が進み、高齢者だけの世帯が年々増えつつある現代の日本において、ペットを高齢者が飼育することが増えています。

インコを飼うことでさびしさが紛れ、癒されることは間違いありませんが、高齢者がインコを飼育する前に確認しておかないといけないことがあります。

確認しないまま飼育することは、インコの終生飼育が難しくなったり、「こんなはずじゃなかった」と困ることになります。

よく確認しておいて下さい。

スポンサーリンク

インコの世話は毎日しなければいけないこと

高齢者がインコをペットで飼う時考えること。飼育放棄を防ぐには。

インコは生き物ですから、当然えさをあげたり、水をかえたり、ケージの掃除をしたりといったお世話をしなければいけません。

それも毎日、最低でも朝と夜行わなければいけません。

体調が悪いからとエサをかえなかったりしたら死んでしまいますし、ケージの掃除を怠ったら不衛生になります。

不衛生なまま放置するとそこから感染症を引き起こす可能性もあり、高齢者の場合は重症化するリスクも高くなるでしょう。

インコに限らずペットを飼うということは、毎日のお世話が必ず必要になります。

インコは長寿命が多いこと

高齢者がインコをペットで飼う時考えること。飼育放棄を防ぐには。

インコは寿命が長い傾向にあり、セキセイインコや文鳥で10年前後、オカメインコで15~20年前後、ヨウムやタイハクオウムなどの大型鳥に至っては50年以上生きます。

仮に60歳から飼育したとしても、セキセイインコや文鳥が天寿を全うする頃には70歳になっているでしょう。

手乗りインコの場合放鳥が必要なこと

高齢者がインコをペットで飼う時考えること。飼育放棄を防ぐには。

手乗りインコの場合、飼い主さんと密なスキンシップを求める傾向にあるため、毎日放鳥することが必要になります。

放鳥をおこたると慣れが悪くなる(手乗り崩れになる)、運動不足になるなどの問題が生じてしまいます。

高齢者がインコを飼う時の注意点

高齢者がインコをペットで飼う時考えること。飼育放棄を防ぐには。

それでは、高齢者はインコを飼育してはいけないのでしょうか。

そんなことはありません。

飼育が困難になったときの継続飼育者(子供や孫など)を決めておく、飼育に関していつでもサポートできる体制を整えておくことで飼育は可能です。

ただし、大型鳥に関しては長寿命に加え、力が強く防音等、世話が難しいため高齢者のみの世帯で飼育することは諦めたほうが良いでしょう。

特に夏場や冬場に必要な保冷や保温などは周囲がきちんと行われているかを確認することが望ましいです。

高齢者がインコをペットで飼う時考えること。飼育放棄を防ぐには。まとめ

  • 高齢者のみでインコを飼育する場合、毎日のお世話がまずきちんとできるかが重要です。
  • インコは長寿命の種類が多いため、終生面倒をみられるかよく検討することが必要です。
  • 万が一飼育ができなくなったときの継続飼育者の決定や、日ごろの飼育サポートについて飼育前に決めておきましょう。

いかがでしたでしょうか。

高齢化社会に移行しつつある日本において、高齢者世帯でインコを飼う、ペットを飼うということは増えていくでしょう。

インコにおいては毎日のお世話は当然のこととして、寿命が長いことが高齢者が飼育することにおいての課題となります。

継続飼育者の決定など、周囲のサポートを受けて飼育できる体制が整えられるようにしていきたいものですね。

高齢を理由にペットの飼育を諦めることのない優しい世界になることを望みます。

コメント