飼い主ひとり占め大好きでちょっぴり嫉妬深い、でもそこがたまらなく可愛い!そんな小型鳥・文鳥。
文鳥=カゴの中でのみの飼育という人も多いですが、文鳥こそ、手乗りの魅力を味わうことのできる小鳥の代表といえます。
しかし、性格にはややきついところがあり、理解して飼育してあげる必要があります。
今回はそんな文鳥の性格と魅力についてフォーカスしていきます。
文鳥の魅力
原産国 | インドネシア固有種 |
寿命 | 7年~9年 |
お迎え平均価格 | 2.000円~8.500円(色変わり) |
大きさ | 約15.5cm~16.0cm |
文鳥は、飼い主さんのことを、とことん信頼しべったりと甘えてくれます。
手の中にもぐりこんで眠るくらい、全幅の信頼を寄せる鳥です。
喜怒哀楽の表情も豊かで小さな体で精一杯感情を表す様子は、いつまでみていても飽きません。
文鳥と他の種類の飼育や多頭飼育は十分に気をつけましょう
注意点として、比較的温和なインコたちと比べ、文鳥は嫉妬深く、気が強い子が多いことを知っておく必要があります。
そのため、セキセイインコやオカメインコなどとの同じケージでの同居は、体が小さい文鳥がいじめる側になる可能性がありますのでやめましょう。
他のインコとの放鳥のときも、気が強い面をみせて他のインコを追い回すことがあります。
文鳥と他のインコの放鳥は、飼い主さんがよく観察した上で慎重に行う必要があります。
また、文鳥と他のインコが仲良くなった場合、飼い主さんと距離を置いたりすることがありますので、注意しましょう。
こうすることで、文鳥の愛情が他のインコへ向くことを抑えることができます。
文鳥の性格
飼い主さんにべったり懐く優しい性格です。
しかしながら、かわいらしい見た目に反してやや気が強く、飼い主さんべったりなので、他の鳥との飼育、放鳥は気をつける必要があります。
自身より大きな動物にも向かっていくほどなので、多頭/多種飼育では相手の動物のサイズに関わらず、十分気をつけましょう。
逆に、他の鳥と仲良くなると、飼い主さんと距離を置く可能性がある(これまでの懐き方が嘘のようにドライになります)ので、飼い主にベタなれして欲しい場合は注意が必要です。
性別で性格に違いがあるのも特徴です。
文鳥のオスの性格
文鳥のオスは気が強く、他の鳥や動物に対して自分からどんどん向かっていくようなアクティブな性格です。
反面、環境の変換に敏感で、新しいおもちゃやケージの内装の変化にこわがるところがあります。
新しいおもちゃをケージに入れるときは、いきなりいれるのではなく、1~2日ケージの外で見せてから入れるようにしましょう。
文鳥のメスの性格
文鳥のオスに比べるとメスは気の強さがやや低く、おっとりした性格をしています。
しかし独占欲と嫉妬心がオスに比べて強いので、メスであっても異種との同ケージ飼育は避けましょう。
また、卵詰まりになりやすいので、発情時は気をつける必要があります。
下腹部の膨らみやおしりから異物がでていないか、毎日のお世話の中でチェックするようにしましょう。
白文鳥と桜文鳥の性格の違い
白文鳥と桜文鳥は若干ではありますが、性格に違いがみられることが多いです。
白文鳥はおだやかでビビリなところがあり、桜文鳥は気が強く動じにくい性格な個体が多い
といわれています。
個体差や飼育環境でも左右されますので、一概には言えませんが、お迎えをする時の判断基準のひとつに覚えておいてください。
文鳥の性格と魅力。嫉妬まで!?驚くほどなつく癒し系♪まとめ
- 手乗りでより実感できる、文鳥の魅力です。
- 人間大好きでベッタベタに慣れます。
- 反面、他の文鳥やインコには、嫉妬心を見せることもあります。
- 自分より大きな鳥にも向かっていきますので、異種飼育には注意が必要です。
文鳥は、小さな体に気の強さと愛情深さが、同居した鳥さんです。
愛情をかければかけるほど、あなたに特別かわいいしぐさをみせてくれるはずです♪
かなり嫉妬深い一面がありますので、混合飼育をするときには相性などをよく確かめて、放鳥中も様子をしっかり観察しましょう。
仲が良くない場合は別々のケージで飼育する覚悟も必要です。
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